2011年6月18日土曜日

18日

Toshikoが旅立ってから5ヶ月たった。板倉家・菊地家だけの家族葬、寺への入檀、墓の作成、納骨、偲ぶ会の開催、銀行での相続手続き、形見分け、などなど、時間とちょっとうるさい人々に追われての5ヶ月は、寂しさ悲しさは当然のことながら、たまには一人にして欲しいと思う位、頭の中のマイルームに土足で入り込む人とのお付き合いに疲労感を感じた期間でもあった。しかし、その喧噪が無かったとしたら、もっと辛い日々があったのかも知れないと思う。今でも、二人の想い出の品々のかなりは整理の手も入らず、時間が止まったままであるけれど、それらを少しずつ過去の時間軸から未来への延長線上に僕一人で乗せていく作業はきっと僕にとっては楽しいものになりそうだ。この5ヶ月間、一言声をかけていただき、その後そっとしておいてくれた方々には本当に感謝している。医師会の古参理事の方々、人づてに訃報を聞き連絡をくれた友人・先輩、長くお付き合いがある患者さんたち、ありがとう。

2011年6月11日土曜日

蒲焼き 青葉


人間ドック学会の研修会は、血研の若い先生が一所懸命やってくれた最近の血液疾患の講演が面白かった。さすが、ベストティーチャーアワード受賞者だけのことがある。僕のようなど素人にわかるように、と言うよりは、僕とか医者になり立てのフレマンの脳味噌に必要最低限のことだけ吹き込んで、後は勝手にやれよと言う、昔の慶應の教え方を踏襲して、でも、今風の甘いコーティング付きは、お・み・ご・と。
終わってモトマチで食事でもと思い、ぶらぶら歩いていたら漂ってきた蒲焼きの匂いにつられて入った青葉の江戸風蒲焼き、美味しかった。満腹のあまり、いつも楽しむ新幹線でのビールがあまり美味しくなかったけれど。