2014年11月11日火曜日

主治医がきもい

数か月前、10年来の患者さんから御嬢さんについての診療依頼があった。検診で乳房要精査とのこと。ご本人に来院いただき、世田谷区在住ではあったが、良い先生・きれいな病院だからということで当区内の某病院に診療を依頼した。こちらの治療で忘れていたが、今日仕事片付けで診療所にいたら、お父さんである僕の患者から電話があり、初診時に検査で散々待たされたり、主治医の先生がちょっときもいということで、別の医師をご希望された。こちらも、当初は僕より10年近く先輩の医師を紹介しようとしていたのだが、さすがにこれから先の経過観察も含めるとどうかと思い、現在働き盛りの医師を紹介したつもりだったが、残念だった。あの病院は病院全体として今一つなのかもしれない、主治医はいい先生だと思うけど。若い女性の医師選別思考過程はわからん。

2014年11月10日月曜日

SUVmax 4.2 → 3.9、手術日決定

4-5週間におよぶネオアジュバント(ケモラジ)治療の効果判定はdynamic CTとPET-CTだった。結果:転移なし。膵頭部付近の大きい脈管と接する所見も見られない。PET-CTでのhot spotにおけるSUVmaxは4.2から3.9へとちょっとだけ低下した。要するに、腫瘍の増大傾向はなく、糖代謝に関しての病巣部細胞の代謝活性が軽度低下した。SDであれば良いと考えていたけれど、PRとも取れる結果だ。ほっとした勢いで治療の予定をうかがった。14日に再入院して18日に手術である。術前の待機日に経腸成分栄養剤を1日600キロカロリー摂取して術前の栄養管理の有効性をみるという臨床研究のおまけつきだ。退院後体重は増加傾向を見せ始めているのでちょうど良い。どうせ術後は3週間ぐらいは満足なものは食えないだろうから、術前に一所懸命栄養摂取に励みましょう。

2014年11月4日火曜日

吉祥寺うおきん

信濃町でPET-CTが終了し会計を済ませたのが5時30分で、大急ぎで総武線に乗り吉祥寺に戻った。目的地はご存じうおきんの吉祥寺店である。吉祥寺にはうおきん系列の店が2軒あり、ひとつが今日向かううおきん、もう一つはビストロうおきんで、こちらは半年ほど前に小金井CCの後店員の若いお嬢さんをからかいながらヨーロッパ風料理とワインをしこたま飲んだところだ。今日予約済みのうおきんは駅から歩いて0分の場所にあり、電車で来る誰にとっても都合が良い。
今日のお相手は家内とその仕事仲間お二人で、息せき切って店に入ると数分前に3人集合していた。仲間のお二人はとってもふくよか大食漢、家内は食べるくせに太らない体質と対照的な体型が並んでいる。朝7時前にコストコで買ったラザーニャを食して以降、糖分を禁止されていたこちらとしては、とにかくの空腹感でたどり着いたところだ。次の治療を前にしての激励会を開いてくださるという有り難いお気持ちに感謝の意を述べつつ、全員が食べる気十分で好き勝手にオーダーした。名物刺身三点盛りから始まって、ハマグリ、薩摩揚げ、鮭のカマ、フライドポテト、etc.etc.。三点盛りなのに何故か六点盛りになっているのはテレビの特集でみていたのでやはりそうか、で済ませたが、鮭のカマ焼きはカマだけでなくボディもどっさり付属していて、目玉が好きの嫌いの言いながら食べ終わる頃にはかなり満腹感である。アルコール制限のため、中高年女性3人が升酒、焼酎割、など飲み続けるのを横目に食べていたら更にハラがきつくなってきた。皆さん今は元気に人生を楽しんでいるが、聴けばそれまでにどなたも本当に健康上辛い時期を過ごしてきている。数ヶ月後、同じような気持ちで快気祝いをしたいと思いつつ、二時間半の宴会がお開きとなった。4人で飲んで食べて合計13000円は激安であった。