2010年2月4日木曜日

三楽病院医療連携懇親会に出席してきた。日頃から何かと患者を紹介申し上げ、その都度、迅速な対応をとっていただき、感謝の念に耐えないのではあるけれど、この地区で開業して5年の間で初めてのお呼びのような気もする。病院のスタッフの皆さん、とりわけ地域医療連携に携わる田上副院長以下地域医療連携室の皆様の熱意が素晴らしいと思った。本当にいつもありがとうございます。この地域での270床の規模の病院経営というのがそもそも現在の医療保険制度のもとで可能かどうかはとても難しい設問だと思う。この地域に限らず、日本全国でそうだろう。さらに、限られた人員でこれだけの診療科を維持することは、科あたりの人員にかなりの制限がかかることになり、一層たいへんだろう。でも、多くの診療科があることは、ここに受診さえすれば診療に最適の科が見つかる可能性が高いことでもあり、受診者側から見ればありがたいことだ。運用の仕方次第かも知れない。ここは割り切って、自分たちで受診者を集めるよりは、近隣の開業医に集患を任せてそこからの紹介数を増やすことで今の医療情勢を切り抜けるのが良い方法ではないか。

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