2010年3月27日土曜日

住宅難



診療所の窓から外を見ていたら、変なところにクリーニング屋さんのハンガーが沢山あるのを見つけた。(写真を拡大してみてください)
おそらくカラスが作った巣だろう。トチノキは夏場には大きな葉が繁り、枝の付け根は外からは全く見えなくなるので昨年夏に作られたものだと思われる。都会では藁などが手(というか嘴)に入らず、建築材料にハンガーが用いられることがあるとは聞いていたが、実物を見たのは初めてである。カラスもたいへんだなあ。

2010年3月24日水曜日

頸動脈エコー

合同セミナーで頸動脈エコーのレクチュアがあったので出席した。主催は医療機器のT社とAEDのN社。AEDはグッドデザインの新型を以前よりお安く販売しているようだが、当院のAEDは幸いなことに購入以来一度も使わずに済んでいる。買い換えを勧められたが、10回使ったら買い換えると言っておいた。
頸動脈エコーは今まで自分なりに勉強して検査を続けているが、今回実技も含めて教えていただいて、少しレベルアップ出来そうだ。明日からがんばりましょう。それにしてもエコー機の進歩は素晴らしい。今回のデモはハイエンドの一つ下の機種と新発売のポータブルだが、前者は画像が綺麗だ。ドプラーも素晴らしい。お金があったら欲しいな。でも、現時点では圧倒的な安値攻勢のM社製の勝ちである。

2010年3月20日土曜日

お墓参り


2ヶ月ぶりにご先祖様のお墓参り

今週の夜の出来事

 今週の火曜日夜は久しぶりに代々木の大学病院での症例検討会に出席させていただいた。症例検討会と言っても今回は症例ではなく、4月からのウイルス性肝疾患の治療に関する講演で、若い先生が一所懸命まとめてくれた最新情報を拝聴した。ショックであったのは、同席したI先生から、お父上が逝去なされたことを聞いたこと。私が肝生検をして診断を確定し、以後開業医をなさりつつ闘病されていて、お会いするたびに楽しいお話をうかがっっていただけに、残念でならない。帰宅後、以前いただいていた、お元気なときに著された「街医者のカルテ」シリーズと「隠居の愚痴」をあらためて手にとりつつ冥福をお祈りした。
 水曜日夜はS社のY氏、S氏と西麻布彩季で会食。肝炎治療の話、会社の将来の話、など、話題はつきない。料理の味を引き立てるすてきな食器に形良く載せられた「創作フレンチ」は、良い素材を丁寧に扱っているのがわかる。味そのものは普通かな。すべて個室の内装は布地を主体とした落ち着いた雰囲気だが、個人的にはしっかりした素材の内装や絵画、周りの人々の発するざわめきも欲しい。それに、テーブルにサービスをするスタッフにはあまりお金をかけていないみたいではある。でも、それなりの目的で食事をする方々には良い場所だと思う。深夜の食事とワインにはお金を惜しまない方々には最高だろう。
 昨夜は、大学同期でもあるS区内科医会長のT君と、JR駅から少し歩いて横町に入ったふぐ屋でお食事。話題はもっぱら医師会の動勢と子供のことと少しずつ症状を出しつつあるBPHのことで、10年前には絶対に食事の話題にはのぼらなかったことばかりで、後になって考えると、やっぱり年をとっていますね。ふぐ料理を食べずに飲んだふぐのひれ酒が美味しかった。

2010年3月13日土曜日

ピッツェリア・ナプレ



おめでたいことが沢山あったのでピッツェリア・ナプレでみんなでお食事。評判の美味しいピザの後が蛸のピリ辛スパゲティと濃厚な味のラザーニャでした。鯖と子牛の料理も最高。シシリア産のシャルドネは濃厚で芳醇で美味しかったが、料理にはもう少し辛口の方が良かったかも知れない。キャンティ・クラシコはぴったりでした。ワインがあまり高くないのがとても良い。ギターの弾き語りでは questo amore splendido(映画「慕情」の主題歌のイタリアン) も流れ雰囲気の良い会でした。
えびぞうさん似のお店のお兄さんともスリーショット。胸毛がチャームポイントか。

2010年3月10日水曜日

肝臓病教室



                                 ある健保組合主催の肝臓病教室で2時間の講演をした。かつての肝臓病教室の聞き手はウイルス性肝炎とアルコール性肝障害が多かったが、最近はほとんどが脂肪肝を健診で指摘された方々で、その多くが脂質異常症に伴うものだ。講演は勢い肝疾患のお話に加えてメタボの話とダイエットとエクササイズの話になる。範囲が広くなって面白いというか大変というか。
それはそうと、久しぶりにA型インフルエンザ発生です。

2010年3月7日日曜日

song of jamaica


申告をようやく書き終え、周りを見渡したら居間の片隅にあるsong of jamaica(だと思うのですが、もし間違っていたら教えてください)になんと花が咲いていた。背の丈2メートル弱の木だが枝が曲がりくねって四方に伸びており、そのうちの窓際にむかっている3本の先端に地味な白い小花が沢山開いている。今まで一度も咲いたことがなかったのが今年突然こんな季節にどうしたのだろう。新しくした暖房システムが今までのと比べると段違いの性能なので、部屋が暖かかったのが影響しているのだろうか。
坪庭の梅は既に盛りを過ぎているが、玄関先のクリスマスローズの花が日毎に背を伸ばしている。地植えのシクラメンは今頃になってようやく小さい白い花を開いた。今日の雨は冷たいが、やっぱり春なんだ。

2010年3月5日金曜日

ラピアクタを準備して効果のほどを見るのを待っているのだけれど、インフルエンザがこの地区では終焉したみたいで、使うチャンスが無い。もちろん、良いことではあるのだけれど。
それにしても暇な3月だ。ウイルス性胃腸炎もピークを過ぎ、スギ花粉の飛散もあまり多くない。