2008年12月29日月曜日
2008年11月16日日曜日
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチン接種が盛りを迎えている。1日数十名に接種しているが、主体は学生・受験生と高齢者の方々である。会社員の方々にワクチンに関しての話を伺うと、会社によって温度差が大きく、概して大企業は積極的、中小企業はとても消極的である。受験生の諸君がもっとも積極的であり、なかには、通常は1回で済ませて良いとされている接種を、自ら希望して2回接種して万全を期する人もいる。インフルエンザに罹患して失う数日の価値の差ということか。
2008年10月26日日曜日
ゴールド免許
運転免許更新に行ってきました。久しぶりにゴールド免許ゲット。前回は、ある春の一日、両国橋を渡る前にあまりに車内が暖かかったので着ていたセーターを信号待ちの間に脱いだのは良いのだけれど、そのときに外したシートベルトを着けずに橋を渡って左折したら待ちかまえていたお巡りさんと目が合いました。あの時のお巡りさんの目は優しかったけれど、見逃してはいただけず、切符切られました。
今度の免許証はICチップ入り。偽造はほとんど不可能になったらしい。表面は前のとほとんど変わっていない。変わったところは本籍が記入されなくなったこと、中型車がつかえることがはっきりしたこと、顔の写真で額が広くなったこと。
今度の免許証はICチップ入り。偽造はほとんど不可能になったらしい。表面は前のとほとんど変わっていない。変わったところは本籍が記入されなくなったこと、中型車がつかえることがはっきりしたこと、顔の写真で額が広くなったこと。
2008年9月15日月曜日
特定健診が始まって半年たった。被用者本人の特定健診は労働安全衛生の観点からの健診データを使用することでほぼ問題はなさそうだ。当クリニックでは、今年度導入した健診ソフトが活躍しており特定健診への対応も大丈夫だろう。九州の会社のソフトなので、導入当初は距離的な問題が懸念されたが、実際稼働させてみるとオンラインでの修正やスカイプを使っての検討などなにも問題はなかった。フォーマットの自由度が高いのが楽しい。
国保ベースの特定健診は、現在は区民の方々の受診が主体で、被扶養者のそれはまだないのだけれど、健保組合毎に受診券が異なるなど、煩雑さを思わせる。今年のこの複雑さが来年度以降シンプルになることを祈っている。さらに、保健指導に至っては、その効果に関する裏付けが明らかでなく、煩雑さと効果の期待度を総合すると、積極的にやりたいとは思わない。メタボリック症候群撲滅のこの壮大なプロジェクトを大きなビジネスチャンスと捉えている検診センターあるいは企業にお任せしても良さそうである。それらの組織にしてみても、効果の多寡による損失はたぶん無いだろう。
国保ベースの特定健診は、現在は区民の方々の受診が主体で、被扶養者のそれはまだないのだけれど、健保組合毎に受診券が異なるなど、煩雑さを思わせる。今年のこの複雑さが来年度以降シンプルになることを祈っている。さらに、保健指導に至っては、その効果に関する裏付けが明らかでなく、煩雑さと効果の期待度を総合すると、積極的にやりたいとは思わない。メタボリック症候群撲滅のこの壮大なプロジェクトを大きなビジネスチャンスと捉えている検診センターあるいは企業にお任せしても良さそうである。それらの組織にしてみても、効果の多寡による損失はたぶん無いだろう。
2008年7月15日火曜日
2008年6月19日木曜日
2008年6月15日日曜日
当院での特定健診
我々が当院で特定健診・指導の対象とするのは、
1.国保の被保険者 (区内在住)
2.被保険者の被扶養者 (区内在住)
3.被保険者 (労働安全衛生法に基づく、事業者による定期健診を当院で行っている人たち) http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1011-6d.pdf
である。
1と2の場合: とりまとめ役としての医師会と代表契約者との間での契約。データは医師会と契約した会社が代行入力・送付。支払いは医師会を通して。
3の場合:対象者に施行している定期健診は特定健診項目をカバーしているので、検査結果の内、特定健診の検査項目の結果を保険者に送付。(当院で暗号化、オンラインで)定期健診が事業主負担であるので、支払いは今までと同じ。つまり、事業主(企業)から。データのやりとりの契約は、個別契約になるかも知れない。その場合、データ入力費用は請求できるか?
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02a.html
1.国保の被保険者 (区内在住)
2.被保険者の被扶養者 (区内在住)
3.被保険者 (労働安全衛生法に基づく、事業者による定期健診を当院で行っている人たち) http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1011-6d.pdf
である。
1と2の場合: とりまとめ役としての医師会と代表契約者との間での契約。データは医師会と契約した会社が代行入力・送付。支払いは医師会を通して。
3の場合:対象者に施行している定期健診は特定健診項目をカバーしているので、検査結果の内、特定健診の検査項目の結果を保険者に送付。(当院で暗号化、オンラインで)定期健診が事業主負担であるので、支払いは今までと同じ。つまり、事業主(企業)から。データのやりとりの契約は、個別契約になるかも知れない。その場合、データ入力費用は請求できるか?
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02a.html
2008年6月14日土曜日
カイガラムシとテントウムシ
坪庭の梅の木の幹・枝に茶色い半球状のカイガラムシがびっしりついたのが1ヶ月くらい前だった。細長い棒を使ってこすり落とすことを数日やってみたけれど、とにかく数が多くて、しかも枝の上の方は届かないし、半分あきらめていた。その後、5月末になって枝に別の生物が登場してびっくり。体中棘だらけの小さい芋虫みたいで、日毎に数が増えてくる。枝によってはその生物が鈴なりになって太く見えるくらいだった。あわててインターネットで調べてみたら、どうもアカホシテントウムシ(左の写真)の幼虫らしい。であるならば、ありがたい天敵のはずだ。怖いもの見たさもあって毎日窓越しに観察しながらなにもしないでいたところ、ある日突然背中が割れた状態でフリーズした。この蛹の状態が数日続いて成虫が出始めたときに撮った写真がこれ(右下)である。(気の弱い方は注意してご覧ください)
出たては黄褐色の体が少しずつ色濃くなり、さらに黒っぽくなって赤い模様がでた個体が遠くの葉の裏にとまっている。幼虫・蛹と成虫のこの形の差はいったいなんなんだろう。自然淘汰の考え方からみれば当然の形態変化なのだろうけれど、人間の頭で見ると全く連続性がないように思える。幼虫・蛹と成虫では威嚇の対象が違うと言うことなのだろうか。
さらに1週間後、蛹を棒でこわごわ触ってみたら全部もぬけの殻であった。かわりに葉の裏の成虫の数が増えている。よく見ると木の幹にもかなりの数がとまっている。これらの成虫がカイガラムシ(タマカタカイガラムシ)を退治してくれるのかどうか、見ていくのだけれど、カイガラムシの数はまだまだ多いように見え、ヒトとしても棒を長くしてこすり落としている。エイリアンvs.プレデター、ゴジラ対ガメラにウルトラマンが参加、みたいなものでしょうか。
2008年5月6日火曜日
後期高齢者医療制度
診察時間の5分間ルールは、結局とくに話題にもならずに1ヶ月が経過しました。当事者にとっては、問題にも話題にもならないことであるのが、実際に仕事をしていると実感された1ヶ月でした。クリニックでの話題の主役はなんと言っても後期高齢者医療制度のこと。生活の糧に占める年金の比率が高い方にとっては、天引きされるということがかなり耐え難い仕打ちに感じられるようです。一所懸命働いてその結果得られる老後の安定が、金銭面においては年金であるならば、健康については別の支給形式であってしかるべきであり、ましてやそれが年金から、しかも、天引きという方法で支払うことになるのが何ともひどいものであると受け取られています。受益者負担、あるいは受益者の自覚を促すなどの意見もあるようで、それらにはそれなりの理屈もあるのでしょうが、報道で見られるエピソードをみると、準備不足は明らかなように思います。
2008年2月2日土曜日
診療所の再診料下げ見送り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000100-jij-pol
病院と診療所の再診料の格差を是正する場合に、前者のを上げるか後者のを下げるか、でなければ両方か、といったところで、当初の後者を下げるとの考え方が結局は前者を上げる方向にまとまったようです。診療所の再診料を下げるとする主張がかなり強かったように思えましたが、すんなり逆の方に決まった裏には何か別の取引があったのではないかと勘ぐりたくなるようなこの数週間の動きでした。
次にでてきた5分間診療ルールについては、いったいどなたの発想なのか、たぶん医療の現場からは遠いところにおられる方によるものなのでしょう。タイマーを準備しよう。
病院と診療所の再診料の格差を是正する場合に、前者のを上げるか後者のを下げるか、でなければ両方か、といったところで、当初の後者を下げるとの考え方が結局は前者を上げる方向にまとまったようです。診療所の再診料を下げるとする主張がかなり強かったように思えましたが、すんなり逆の方に決まった裏には何か別の取引があったのではないかと勘ぐりたくなるようなこの数週間の動きでした。
次にでてきた5分間診療ルールについては、いったいどなたの発想なのか、たぶん医療の現場からは遠いところにおられる方によるものなのでしょう。タイマーを準備しよう。
登録:
投稿 (Atom)