2010年9月19日日曜日

おみくじ


乗蓮寺に行き、墓参りを済ませた後は境内の売店でおみくじを買うことにしている。
「月かげの 山のは近く かたむけば ほのぼのしらむ 東のそら」
高い山ではなさそうな分、空は広く広がり、やる気がでそうな早朝の澄んだ大気を吸い込んだ気分になる歌である。何か良いことがありそうな一日が始まる予感。
運勢は吉。「腹立ちやすい心を押さえて利欲を捨て、驕りを戒めれば人望まし利益を得る」
マインドコントロールがむずかしい。

2010年9月13日月曜日

新発売記念講演会

メラトニン受容体アゴニストと配合降圧剤の講演会に出席した。恥も外聞もない組み合わせは、見方を変えれば1回の出席で2回分の内容ということになるが、やっぱり中途半端のろくでなしという結末だった。しかし、両者の知識がほとんどないボクにとってはそれなりに得るものもある。まず、メラトニン受容体アゴニストの講演では、突然クスリがボクにも効きだして、いつの間にか自然な眠りに入ってしまった。既に外来では数人に処方し、ある程度の効果があったと言ってくれる人、なにも使っていないみたいと言う人様々であり、「自然さ」が特徴のような気がしてきてはいるのだが、かろうじて聞けた話の内容でも、しばらくは使ってみてよいのだろうと思う。一方の配合降圧剤は、便利で良く効くクスリとして重宝しそうだが、また、錠剤の数が少なくなるのはよいことだが、厳密な適応が今ひとつよくわからない。

2010年9月10日金曜日

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンの助成の件で問い合わせがあった。区では、今までの65歳以上の高齢者に対する助成だけでなく、15歳以下の小児に対しても、インフルエンザワクチン接種に際しての助成をする方針で事を進めているそうで、その際に対応するかどうかきかれた。小児科を標榜していないので、受けるべきかどうか最初迷ったけれど、昨年は乳幼児の集団接種とここのスタッフのお子さん達への各種ワクチン接種で多少慣れたつもりになっているので、受けることにはした。ワクチン自体も昨年とは異なり潤沢に供給されるらしいので、昨年のような被接種者の順位づけもないし、その点でも面倒なく接種できると思う。
いつの間にかまたインフルエンザの季節が近づいてきているな、と思う季節になったが、昨年のインフルエンザ流行で、インフルエンザに本当は季節なんて無いのではないかという気がしてきている。そう言うつもりでニュースを見ると、今冬の南半球だけでなくインドでもまもなくピークを過ぎそうなインフルエンザ流行があるらしいし、身の回りでも、新宿で週半ばになんとB型インフルエンザがでた。

2010年9月7日火曜日

インフルエンザ説明会

秋冬に向けた新型インフルエンザ対策に係る説明会に出席した。まだ、全くと言っていいほど流行ってはいないものの、つい最近学級閉鎖が都内で1クラス発生したそうだ。児童間で昨年かなり流行したために、昨年ほどの流行は無いようにも思えるが、体制を整えるのに越したことはない。サーベイランス、医療提供体制、広報 についての説明だった。こちらは、ワクチンのことも含めての全般的な対策を聞けると思って出席したのだが、ちょっと拍子抜け。

2010年9月5日日曜日

マンションの入り口ドアが蹴破られたニュース

深夜に実家のマンション入り口のガラスのドアを蹴って割った酔っぱらいがいたそうだ。パトカー、救急車、野次馬で大変な騒ぎだったとのこと。中央線ではないJRの快速が止まる近郊の駅から歩いて1分の商店街裏なんて環境は便利だけれどいろんなことがあるのは仕方がない。酔っぱらいにもその時点では何かを壊さずにはいられないような沸き上がる感情があって、ドアを蹴ったのはいいがあいにくガラスが文字通りの筋金入りで、割れたガラスとその筋金が皮膚と皮下組織・筋組織をはぎ取った。お巡りさんの話では骨が見えていたというけれど、救急病院では応急処置だけで入院しないで済んだ(というより、誰だって入院なんかさせたくない)。惨状を掃除した姉の話では、血液の塊だけではない分厚い肉のようなものが落ちていて気持ち悪かったという。マンション管理お疲れさま。

2010年9月4日土曜日

秋山仁教授講演会


秋山仁教授のご講演を久しぶりに拝聴した。教授がかつて日本医大で教鞭を執っておられたことを講演のイントロで初めて知って驚いたが、講義に出席した学生は面白いけれど期末の試験が滅茶苦茶難しそうなこの科目にさぞ苦労したことと思う。体外衝撃波の理論から始まって、様々な曲線の上を動く点に関する理論の実学への応用や、数学的な観点からのエラーの捉え方とその実際への応用、赤とピンクのテープを使っての想像力をかき立てる実験など、数学無しには語れない現代の技術の様々を教えていただいた楽しい時間だった。
病院の医療連携のセミナーとしては一番面白い会であったが、病院の医療連携活動が盛んになっている昨今の状況では時期的に少し遅いように思えるのと、院長と事務職員の方々以外の病院関係者の危機感が薄いのが気になった。