秋山仁教授のご講演を久しぶりに拝聴した。教授がかつて日本医大で教鞭を執っておられたことを講演のイントロで初めて知って驚いたが、講義に出席した学生は面白いけれど期末の試験が滅茶苦茶難しそうなこの科目にさぞ苦労したことと思う。体外衝撃波の理論から始まって、様々な曲線の上を動く点に関する理論の実学への応用や、数学的な観点からのエラーの捉え方とその実際への応用、赤とピンクのテープを使っての想像力をかき立てる実験など、数学無しには語れない現代の技術の様々を教えていただいた楽しい時間だった。
病院の医療連携のセミナーとしては一番面白い会であったが、病院の医療連携活動が盛んになっている昨今の状況では時期的に少し遅いように思えるのと、院長と事務職員の方々以外の病院関係者の危機感が薄いのが気になった。
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