国際会議場で教育講演を聴きまくった。と言っても、食道、胃、緩和治療のセクションに関してなのだが、食道、胃の治療は、国際的な比較をする場合は我が国の医療技術に軍配が上がりそうである。診断と治療の内視鏡技術、手術の手際、病理診断の細かさが圧倒的に違うんだと思う。少し前まで早期食道癌、早期胃がんの概念さへはっきりしなかった国々の方針と、細小癌をみつけて治療することに生き甲斐を感じる医師が多い国とで違いを生むのは当然だろう。でも、そういう方向を持たせることを可能にしたもののひとつが我が国の保険制度であることはどれほど理解されているのだろうか。ムダもあるだろうけれど、様々な可能性を持たせられる不思議な制度だと思う。
驚くほど沢山の学会ポイントをゲットして帰ったあとの、四川豆花飯荘でのお食事はことのほか美味しく辛かった。
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