お歳暮の時期も過ぎ、クリスマスも過ぎてからの頂き物に対するお礼のはがきを書き終えて、吉祥寺に出た。最寄り駅に行く道は人通りもほとんど無く、最近は門扉に門松を飾る家も減ってきたと思いながら、比較的空いている電車に乗って終点の隣り駅で下車。ところが、少し前に新装開店した駅ビルは大混雑、さらに、勝ち残ったデパートの地下食料品売場のキャッシャーは長蛇の列で、ここでの買い物はあきらめて、9Fの食堂街の松屋で遅い昼食にした。いつもは二人で食べるのだが今日は連れが療養中のため一人で好物のカレー南蛮を頼み、いつもレジにいるおばさんには明日の年越しそばの予約をお願いした。食後は8Fの本屋で、スカーペッタシリーズ最新版の下巻を購入して、暮れ正月のあいた時間つぶしの準備も完了だ。それにしても、パトリシア・コーンウェルさんの書くこのシリーズは面白いけれど、1作に数カ所は読み続けるのが辛くなるような所がある。検屍官が主人公のミステリーなんて明るい筋書きであるわけがないことは充分わかっているけれど、登場人物の性格と行動が、主人公も含めて全員欠陥があり、もちろん優れた点も多々ある人物も多いのだけれど、欠陥部分をぐいぐいと主張されてストーリーが展開して行くにつれ、読んでいて疲れてしまう箇所が必ず出てくる。と、言いながら全作読んでいるのだから世話はないけれど。
買う予定だった生鮮食料品は、一番新しく新装開店しながら比較的空いていたコピスの三浦屋で済ませることになった。
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