2014年6月29日日曜日

伊勢屋の煙


ゲリラ豪雨の合間の日差しをみて、井の頭公園を横断して吉祥寺に向かった。普段より水位は高く大雨のためか少し濁りが強い。昼前なので人出はそれほど多くなく、橋もスムーズに渡れてちょうど2時ごろに伊勢屋に到着。最近はカウンターは選ばないですなおに椅子席に着く。今日はなぜか異常に煙が濃い。数メートル離れた逆光のカウンターの客の顔が見えないくらいだ。店員に聞くと、もうちょっとで少なくなりますとのことで、実際10分ほどで薄くなり、平常に戻った。焼酎の水割りとお湯割り各1、焼き鳥6串で昼食が終了した。合計1030円。カシラは今日もゲットできなかった。

2014年6月27日金曜日

三師会合同区長懇談会

行政機関が催してくれる懇談会ってどんな性格なんだろうと調べてみた。平成11年に、「中央省庁等改革の推進に関する方針」として中央省庁等改革推進本部が決定して、今はやりの閣議決定もされた指針に従っているのだろうと思う。
 
 
懇談会等行政運営上の会合の開催に関する指針
懇談会等行政運営上の会合(*)については、今後次のように扱うものとする。 1.運営の考え方
 懇談会等行政運営上の会合については、審議会等とは異なりあくまでも行政運営上の意見交換、懇談等の場として性格付けられるものであることに留意した上、審議会等の公開に係る措置に準ずるとともに、2.の基準により、その開催及び運営の適正を確保した上で、意見聴取の場として利用するものとする。 2.運営の原則
 1.の考え方に沿って、当該府省の施策に関する審議等を行う行政機関との誤解を避けるとともに自由活発な意見聴取を行うため、以下の点に留意して運営するものとする。 (1)開催根拠
 省令、訓令等を根拠としては開催しないものとする。
 また、懇談会等に関するいかなる文書においても、当該懇談会等を「設置する」等の恒常的な組織であるとの誤解を招く表現を用いないものとする。 (2)名称
 審議会、協議会、審査会、調査会又は委員会の名称を用いないものとする。 (3)会合の運営方法
 懇談会等の定員及び議決方法に関する議事手続を定めないものとする。
 また、聴取した意見については、答申、意見書等合議体としての結論と受け取られるような呼称を付さないものとする。

 気楽に意見を聴き、場合によっては意見を交換し、懇ろになることを主目的とするのだから、堅苦しい形式や議事録なんかはないし、物事を決議決定することも当然無い。ということで集まった36名のこの会は、区長を囲んでの比較的穏やかな会合だった。ここでのお話が今後の区内医療行政に影響を与えるのかどうか、あまり期待せずにみていこう。出席するたびに感じるのだけれど、職種によって顔つきに特徴がでるんだなとつくづく思う。医者でよかったみたい。

2014年6月20日金曜日

SGLT2阻害薬

今更ながらのSGLT2阻害薬の講演会であるが、T上名誉院長の座長であるならば当然、そして、なんと言っても会場が近すぎるので出席した。販売各社の講演会ラッシュで聴く側が耳たこ状態に陥っていることを当然察しているのだろうT大学教授は、あろうことか実地医家の忌み嫌う基礎データと治験データの文献的考察に徹する作戦を展開し始めた。たとえ教室として治験依頼をうけたとしても、ご本人はご自分であまり関与をしていないのだろうか、使ってのインプレッションもなく、ただただ他人のデータを引用ししゃべりまくるのだが、それはまずいだろう。フロアからの質問も無く、座長からの質問にも微妙に見当が異なる答えで会場をしらけさせる。
情報交換会では現会長、元会長と3人で楽しくおしゃべりしてお開きとなった。

2014年6月14日土曜日

久し振りの評議員会

ニューオータニでの大懇親会では900人の参加者の前で突然のご指名で壇上に上がって一言述べさせられたおかげで、スピーチが終わった後はすっかりリラックスしてしまい、Q兵衛以外はなかなか美味しい料理でこれまたまあまあのワインを飲みつつ楽しい歓談の時を過ごした。そのあと参加した地方会では、ワインが効いてさすがに気持ちよく、特別講演を半分くらい拝聴し、久々の評議員会に出席した。学会のために何の功績もない平評議員としては正直言って出席しても賛成の拍手くらいしかすることはないのだけれど、その定年が近づいているらしいので最後に1回くらいは、と言うことだ。資料を見ると一浪で入った同期の連中が今回の評議員会で定年退職になっている。来年はやはりこちらの番だとはっきりしてちょっとほっとする。これからの学会活動は専門医資格を維持することと遠方の学会に観光を兼ねて出席することに熱心になりそうだ。

2014年6月6日金曜日

追跡調査


大学時代から追跡調査に協力してきた。その頃には患者数も多くかなりの手間暇がかかって、やめてしまおうかと思ったこともないわけではない。それでも、全国集計のかなりしっかりしているデータがでると多少なりとも役立っていると考えて数年毎に登録マニュアルを側にPCに向かうのが常だった。開業して該当する患者数も減っているが、残念なことに毎年数名の発病を見るのも事実であり、全国のトレンドと当院のそれを比較するのも意義があった。しかし、協力機関をみるとほとんどが当然のことながら病院である。そろそろ潮時かと思う。