2015年6月20日土曜日

医療連携の会

中小病院が主催する医療連携大流行りの昨今、長く勤務していた大学病院も例外ではなかった。勤務していた時代にも既に病床稼働率をいかに上げるかで無い知恵を絞った覚えがあるが、相変わらず苦労しているようだ、ということで京プラ44fでの医療連携の会に出席した。今回は消化器一般外科の千野准教授による活動報告で、なんでもやりますという心意気を感じさせる講演ではあったが、消化器疾患の手術であっても種類によっては本院に移送してしまう科の性格が、地域医療連携のうえではネックになっていることを上層部になるほど意識していないように見える。懇親会での各科の医師紹介は、参加者のおしゃべりにかき消されてほとんど聞こえなかった。盛会ではあったけれど、効果はどうか。お土産の大学ロゴ入り瓦せんべいの味だけが印象に残った。

0 件のコメント: