赤坂見附の小料理屋で会食して以来、数年ぶりの食事会である。その数年の間に、こちらはPPPD、nab-pax、Gemなど結構盛りだくさんな治療歴ができたしまったけれど、話を聞くとご主人は冠動脈バイパス、頸動脈治療など、奥さまはアブレーション治療など受けていた。そんな闘病の自慢話ではないけれど、経験談が話題の最初にでてくるのはいかにも同年代の会合という気がしないでもない。とはいえ今日の食事は近江牛の鉄板焼きで、ビールから始まり菊姫をすすりながらボルドーを楽しむという病人グループにはふさわしくない食事かもしれないが、お互いこれだけの病気をもてば、今更の食事制限などばかばかしいのが本音だろう。吉祥寺の有名な肉店と同系列の築地のこの店の夜は楽しかったが、深夜の胸焼けに久しぶりに苦しんだ。
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