と、大昔に学校の授業で習った覚えがある仁徳天皇御陵にたどり着いたのは、堺のホテルから30分ほど歩いたころ だった。たまたま堺に行くので近くにある有名なこの天皇陵を見たいと、大阪に単身赴任していた友人に話しをしたら、樹木の緑に包まれた小山ですと言われたが、まさにその通り、堀の向こう側に鬱蒼とした木立に覆われた山と、その周囲にこぶのように隣接する小墳墓の小山があり、前方後円墳の丸いところにたどり着いたためもあって建造物は何も見えない。正面までは約2.5kmの道のりで、途中の南海電車の駅ビルで生ビール飲んだりしながら小一時間で到着した。しかし、正面にあるのは小ぶりな鳥居と立て看板くらいで、結構寂しい。ボランティアのおじさんが、鳥居のところで撮るとどこで撮った写真かわからなくなるよと言って立て看板をバックに撮ってくれたけれど、余計わからなくなった気がする。しかも、自分でも見慣れないハゲとグラサンおばさんの組み合わせだから,後で見てもこの写真は何だろうということになりそうだ。1人は翌日の内科学会参加目的で急ぎ新幹線に、もう1人は翌日の仕事の準備と言うことで南海電車の駅で途中下車、ということで慌ただしい一日が過ぎた。
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