久し振りに横浜中華街で昼食しようとでかけた。日曜日昼時の混雑は相変わらずだけれど、昔と変わったのがひとつは店頭の料理写真がやたら増えたこと。小さい新興の店も、堂々とした老舗菜館も、とにかくすべての店が陽にあたって少し色あせた料理の写真を店頭に並べている。そして、その店頭メニューの中に、食べ放題がほとんど必ず載っていることに気がついた。そんなに沢山食べる気もないのでスルーしたけれど、少なくとも今よりは店の前が視覚的に静かだった以前の雰囲気の方が僕は好きだ。もう一つが、栗売りの若い店員たちのしつこいこと。昔も栗売りの店は確かにあったが、客引きはなかった。大きくて美味しい栗をサンプルでくれるけれど、もらった若い女の子を引きずり回すようにして袋入りの栗を買わそうとした奴がいた。きっととんでもない栗がちょっとだけ袋に入っているのだろう。幸い、僕らの場合は、食べてやってもいいけど、というような態度を前面に出してのガン付けが効いたのか、栗をくれてそこで終了した。美味しかった。結局昼食は、これまた昔懐かしい四五六菜館のサンラーメン、海鮮ビーフン、北京ダック2枚(北京ダックの数え方は「枚」)で堪能した。
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