2013年3月12日火曜日
気にくわないんですかと言われても・・・
インフルエンザ流行も収束した今日この頃、残った花粉症と感染性胃腸炎の山を見終わってやれやれ、と言う時に電話がかかってきた。某大企業の地域情報サイトの何とかの何とかさんとお名乗りになった。ずっと昔に、某通信大企業の名前を冠に関連の会社の社員らしい人が訪ねてきて、電話回線の乗り換えだかなんだかを勧められた時を思い出した。小一時間の説明を受けてもよくわからず、契約書に名前は書いたけれど、押印しないよ、と言ったら、あからさまにがっかりした顔をしてお帰りになった。その人は、がっかりしただけで何も言わなかったけれど、心の中は煮えくりかえっていたのだと思う。大事な時間を無駄遣いさせやがってと。でも、それはこっちのセリフだ。仕事が終わって疲れている時にアポなしで来院して訳のわからないものを押しつけて買わせる行為は、売りつけられようとするこちらにとってはいい迷惑以外の何物でもない。結局は大会社本体とは組織的に関係のない小企業の方々の苦労は察するが、それにつきあわされてはたまらない。電話を受けた途端に、この過去の記憶がよみがえった。ちょっと意地悪く、大企業本社の方ですかと尋ねたら、違います、何とかですと割と素直におっしゃったので少しお付き合いすることにした。結局、大企業作成のその地域情報サイトに載っている医院の基本情報だけでなく、それ以外の情報を有料で追加しませんか、ということらしい。おまけに、来週の水曜か木曜の夕方会いませんかと、時刻までご指定である。幸い、当院の知名度は地域では少しずつではあるがアップしていそうなので、ウチは基本情報だけで結構です、と申し上げたら次のセリフが「気にくわないんですか?」。これにはびっくりした。例えはヘンかもしれないが、食べ物だって、好きなもの、嫌いなものに加えて、それほど好きでも嫌いでもない、いわばどちらとしても良いもの、があるじゃないか。地域情報サイトなんて星の数ほどある。もちろん立派な企業の作ったサイトだからサイトとしての完成度成長性はしっかりあるのだと思う。でもこちらがほしくないのだから、食べ物でいえば好きでも嫌いでもないもの、たとえば僕にとっては塩昆布みたいなものだ。ということで、気にくわないわけじゃなくて要らないんです、と申し上げたが、納得していただけない。とにかく、このままで良いですよ、とお話しして電話を切った。自分の会社をよっぽど愛しているんだろうが、もうちょっと相手のことを考えてよ。
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