都心でわずかに降った雪も夕方には溶け、寒さだけが厳しいが、幸いなことに地下鉄日比谷駅から直結のPeninsulaへは外に出ずにホテル内に到着した。少し早くは着いたがbarで一杯飲んでから目的の店に行くには時間が足りない。というわけで、そのままつる屋に直行。堂々の一番乗りであった。AKジンギスの会合で早く着くのが習慣になりつつあり、遅れても構わないとする40年来の悪癖が消えつつあるのはとても良いことだと思う。客は誰もいない。総務部長が次に到着し、元会長も定刻に到着されて定例会が始まった。定例といっても、これと言ったルールがあるわけでなし、主として医師会のさまざまな事々をおしゃべりしながら親睦を深めるわけであるが、お互いに気心知れた仲故、美味しい京都料理と日本酒の助けもあって、話題は尽きない。今回は事務局、他医師会のさまざまな事柄を話しつつ時間が過ぎた。それはそうと、我々より遅く席をとった客は2組でいずれもアジア他国からの客であったが、よくあるうるさい連中とは異なり、一組は大人が上品な会話を楽しんでいる風で子供はゲームに興じ、てんぷらカウンターに陣取った他の一組は板前さんを前にしてi-padを見っぱなしと言った風で、我々よりもはるかに静かな方々なのであった。客は結局この3組であり、彼の大国では年最大の移動シーズンなはずであるにもかかわらず、この静けさはやはり領有権の問題が影響しているのだろう。
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