2015年12月9日水曜日

千代田区新型インフルエンザ等対策医療連携会議

昔のブロック会議が、おそらく参加者数が多く、しかも生活圏行動圏が異なる地域のメンバーが集まったために、調整がむずかしかったことから、ブロック会議はブロック内各保健所と保健局の連絡会議的な目的にして、各区で地域的な専門家会議を立ち上げた結果がこの会議の開催に至ったものだと思う。そうなると、会議の性格としては保健所がメンバーの意見を聴いてそれをブロック会議に上げることが主になる。そのためか、あるいは差し迫った疾患の流行がないためか、じつに軽いノリで会議は進行した。本来、会議は本当なら喧嘩か戦争になるのを血を見ずに済ませようという目的で開くものだから、オープニングと最後の締めは笑いがあったほうが良いけれど、中身ではかなり緊迫して当然だ。それなのに、なによりも笑う意味がないところで議長が笑顔で会議を進めるし、議題の資料を作った職員本人が質問に対してコピペしただけなのでわかりませんという応答をするなど、大学で忙しい時間に無理矢理会議を開いた経験があるこちらとしては、とても許せない2時間の無駄遣いに思えた。最後に、ブロック会議の結果を速やかに教えてほしい旨発言して課長の返事を得たが、実際に流行が始まった場合果たして機能するのだろうか。

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