2015年12月14日月曜日

レントゲン二重読影

二ヶ月に1回の胸部レントゲン二重読影。本日の仕事量は88人分で、前回との比較が半分以上なので150枚弱の胸部レントゲンをN先生と二人で読影した。喀痰の細胞診とともに肺癌検診の重要な構成要素だからそれなりにマジメに取り組むと、消化器内科系の自分としては呼吸器科あるいは放射線診断専門医と共同でなければとても責をまっとうできないことが実感される。今日のこのくらいの仕事量でもそれが限界だ。肺癌検診受診率が低いからと肺癌検診を検診受診者に必須とする見解をどこかできいたけれど、それならば胃がん検診と大腸がん検診を必須としない見解を訊きたいものだ。受診者の負担を増やさずに済むからというのが理由であるならば、実施側の負担についてはどう考えているのか。いずれにしても来年度は毎週1回の読影と担当医にとっては月1回の出席が必要だろう。

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