2011年10月31日月曜日

strangers in the night

夜、アポしていたM銀行駅前支店の渉外課2名の訪問あり。ちょっと前の昼間に赴任のご挨拶で来院した御嬢さんと、「私こういうこと初めてなんで、先輩是非同行お願いしますよ、ねえ、先輩ったら」「えっ!今日これから?っそだろ。だって今日俺今夜飲み会なんだよ。準備もしてないし」というような会話が銀行の奥の部屋でされたのではないかと思えるような勤務5年目くらいのお兄さんだった。資金が必要なら、喜んでお貸ししますよ、しかも場合によっては低利で。というのが主題で、あとはそれ以上でもそれ以下でもない内容だった。話の最初は低金利については何も言わなかったが、こちらがあまりに気のない返事をしていたら、だんだん条件を下げてきて、医院への融資は望み薄とわかったら、個人的な融資もOKですよとおっしゃった。どうせだから、TPP参加になったらロスかSOHOに分院を開こうと思うので、とか、南原に2億でいい物件があって、泉のほとりに笛を吹く天使の像が立っていて、そこに木漏れ日が差し込むとこの世の楽園でね、とかほらを吹いてみようかとも思ったけれど、御嬢さんは無口だし、お兄さんは言葉も態度も超軽量級なので、楽しいレスポンスも期待できなさそうで、やめた。何となく疲れた月曜日夜の30分だった。

2011年10月29日土曜日

三井記念病院グランドオープン披露会兼医療連携懇談会

千代田区にあるのだけれど、神田医師会や千代田区民からは何となく顔が見えないという評判の病院だ。今日初めて足を踏み入れた。さすが新築さすが新棟。それほど豪華じゃないけどきれい、清潔、さわやか、とでも言ったらいいのだろうか。エスコートする女性の方々も、病院受付というよりは財閥系一流株式会社の秘書室勤務みたい、というのは病院の名前に引っ張られた見方ではあるけれど、でも、なんとなくかっこいい。福内地域医療部部長先生が会場内を動き回って大活躍している。先生とは、医師会長、副会長、A理事と共に水曜、木曜に引き続いて今週3回目の顔合わせだ。皆様ご苦労様です。病院の地域連携室所属のスタッフは大勢いるみたいで、その方々の活動に期待したいが、診療所と病院の医療連携って、まず医者がお互いに電話でも、会ってでも会話をやり取りするのがとても大切なことだと思う。そこらへんをご理解いただいて連携を進めていただけると有難い。地区医師会のシンパの先生がweb上の診療・検査申し込みの便利さを褒めちぎっていたが、そのあたりの便利さは多くの施設がそれぞれ独自のやり方で努力しているので、あまり感動しない。それよりは、繰り返しでもいいから、働いているヒトの素晴らしさをもっと知りたいと思った。

2011年10月22日土曜日

DDW

昨日診療所を閉めてから羽田に向かい、博多のホテルに到着したのが午後11時。久しぶりのグランドハィアットである。昔と変わらずきれいに維持されており、スタッフもにこやかだ。朝食時に偶然M元教授と会い、お互いの近況に話が弾んだ。
会場では重症急性膵炎とB型肝炎についての最新の情報をゲット。夕方の空港では、現在は英文雑誌への医学論文の投稿支援業務で活躍している何十年来の知人のH嬢と遭遇した。珍しくミニでもホットパンツでもなくスラックス姿だった。

2011年10月17日月曜日

言わんこっちゃない


全く乗り気がしなかったのだけれど、MRさんが有無を言わせない感じで迫ったので、出席したTVシンポジウム。神田地区出席者2名、うち1名は途中で退席。小さい会議室のでかいディスプレイとその上のTVカメラを前に、出席医師2名(後半1名)、機器操作1名、担当MR1名。全国で約80か所くらいでやっているとのことだったが、質問で数十秒映った東北の一室も、数名の出席者とほぼ同数の空席のお弁当がむなしい映像だった。何をいまさらの新発売PPIもよいかも知れないが、結局今の時代は誰もが動画像に慣れきっているわけで、それがライブであっても10年前の画像であっても同じこと、内容でようやく区別できるだけの世界だ。だから緊迫感ゼロ。一昔前アポロが月に着陸したのはやっぱり本当だったんだよと、数週前にNASAが月探索カメラで高精細にとらえた着陸地点の最新画像を公開したが、それだって、アポロの偉業はアメリカ政府の陰謀説を真面目にか冗談でか唱える人に言わせれば、月面の箱庭を作って50cm位上から写真を撮ったんだろうということになるだろう。

2011年10月15日土曜日

アウトレットツアー


午前7時15分、時折冷たい小雨がぱらつく空の下、新宿を出発、途中で二人とダックスフンド1匹を乗せて、総勢7名(老人1人、美女5人、赤ちゃん1人)と1匹が乗ったレンタカーのノアは一路関越自動車道にあがって軽井沢を目指した。外から見るとそれほど大きくはないボックス型で、本当に8人乗りなのかなと思えたノアだけど、内部は思ったより広くて女の子が多いせいもあってかなりゆったりした乗り心地でドライブが出来た。横風には弱そうな車型なので時速100㎞をキープし、高坂SAでたっぷりと小休止など、いつもの運転とは全く違う優良ドライバーに徹して丁度開店時間に合わせて軽井沢ショッピングプラザに到着した。運転中の行く気を削ぐほどだった雨は、軽井沢ではすでに上がって時間もたっていたようで歩いても靴もぬれない状態だ。しかもそれほど寒くなく、ただちに解散。みなさん連れ立ってあるいは一人で、あるいは一人と一匹で、専門店街に散って行った。広いので、1.何を買うかは決めずにとにかく見て歩く、よりは、2.ゲットするものをあらかじめ決めておいて、それがあればあまり迷わず買ってしまい、残り時間をぶらぶら見て歩く、というやり方がよいと思うのだけれど、(1.)もそれなりに、とくにここが初めての人にとっては楽しく、かつ、大切なプロセスのはずで、みているとすべての店のすべての商品をチェックしそうなノリでショップサーフィンしている。
午前11時30分、予約しておいたトラットリアに集合でお昼。食べる席にペットが入れる店は当然のことながら少なく、この店もペット同伴だと、正面入り口は使えず、裏口から荷物置き場みたいなところを通って2階のテラスに案内してくれる。ワイワイガヤガヤのおいしく楽しい小一時間だった。
午後12時30分、再び解散。久しぶりに行ったエリアの端のほうのウイングに入っているテナントは以前とはずいぶん違っていた。aignerは男物の扱いがなくなっており、店員さんも男物があることも知らないようなそぶりだった。中央に戻って明日のゴルフコンペ用の小物と久しぶりにネクタイを買い足して今日のマイショッピングは終了。

午後3時、旧軽をぐるっと回って中軽を通り、ツルヤで食料品をゲット、帰路に就く。運転を任せた美女は結構大胆で、120㎞で車線変更のたびにほぼ真後ろを向いて直接後続車を確認して車線を変えていた。
午後5時、星の王子様PAで一休み。
午後6時、三芳PAで夕食。久しぶりで回転ずし。赤ちゃんの立派な食べっぷりに一同感激。
午後7時、都内、ここから皆を送って吉祥寺のレンタカーに着いたのが9時12分。店に入ろうとウインカーを出しているときに店からの督促の電話が入ってぎりぎりセーフだった。

2011年10月14日金曜日

先進医療研究会

今までの同研究会と異なって、今日はしっかりとした講演会がメインの会だった。日ごろ接するご病気の方々のなかには、内科的な症状で受診されてはいても心療内科あるいは精神科の専門医が診るのもありだろう、という方が少なからずいるものだけれど、そちら方面の専門医のお手を煩わせるまでもなさそうで、とりあえず私が診てみましょうと言うときに、不安・イライラ・落ち込みの3兄弟のどれを一番にたたけばよいのか迷うことがある。そのような状況でのクスリの使い方のヒントをご教授頂いた有意義な会であった。でも、会のすべてがうまくいくというのは本当に難しいもので、昔は上品な食事の代名詞みたいだった銀座のM会館の食事はすべていまひとつ。まいったのは白ワインとそのあとの赤ワインの温度が何故か同じ冷たさで、こうなると供されたワインもグラスの隣のコップのお冷と同じレベルになるから不思議だ。

2011年10月10日月曜日

休日応急診療

通常のウィークディと同じ時間に家を出て、休日の中央線快速に乗る。4駅目が四谷、総武線各停に乗り換えて市ヶ谷で都営地下鉄に乗り換え、九段下で降りたのが午前8時45分だった。十円玉が足りないという情報があったので自販機とコンビニで#10円の品物を買って百円玉数個でおつり各10円玉4個をゲット。普段は小児患者が多くて現金の収受があまり発生しないのだけれど、昨日は成人患者が多くて金銭のやりとりが多く、小銭が不足したのだそうだ。昨夜メールでそのことを聞いて、十円玉を獲得するために九段下を歩き回った。
というわけで、午前11時過ぎまではなんやかやで忙しく働いた。確かにいつもの休日応急診療と異なって成人患者が多かった。その後はだらだらの約10時間であったが、看護師さんや受付スタッフとの楽しい会話で何とか時間をつぶし、夜10時半帰宅。やれやれ。分かれた元気な二人は人形町まで歩くとか言っていたけど、すごいね。

2011年10月9日日曜日

久しぶりのダイ・ハード

株式会社ナカトミのアメリカ支社タカギ社長がでてくる(映画が始まって15分くらいでハンスに撃たれて死んじゃうけど)ダイ・ハードを久しぶりにテレビでやっているので見ている。毎週連続でシリーズを4つやるみたいだ。シリーズの最初のこの映画を観たのは、大昔、学会で出かけたオーストラリアのホテルでだった。セリフなんてあんまりわからなくてもとにかく面白かったので、いまでもよく覚えているくらいだ。思えばあの頃は、ニポンの株式会社とか大金持ちとかいろんなのがアメリカのいろんな建物や会社を買って資産を増やしており、世界でいちばんの金持ち国になって、なんてことがホントに思えた時代だった。そんなことを某大国が許すはずもなく、いつの間にかグローバルスタンダードとかいうマイルールを作って身の程知らずの極東の島国を懲らしめ、身動きできないようにしたつもりが、その後の9.11、さらに欲まみれでの金融工学の利用で金融危機が到来して、大国自身の地盤沈下がはっきりしてきたのが現在だとすれば、ニポンのバブルはパクスアメリカーナが揺らぎ出す初動に一致している。日本はそのまま元気が出ない状態に押し込まれており、そこから抜け出るのは容易でない。震災のショックをレバレッジとして、さらに今の円高を生かして、昔の轍を踏まずに立ち上がれるか。それはさておき、当時のアメリカ人の心の奥に、ロサンジェルスで大きな顔しているニポン企業のビルがさんざんに壊されているのを観て「ざまみろ」の気持ちがあったとしてもおかしくないと思う。

2011年10月6日木曜日

三浦屋でのお買い物

武蔵野マダムの御用達スーパーマーケットとして有名だった三浦屋に行った。かつては吉祥寺駅から近いサンロード沿いのビルの地下と、駅ビル地下の酒店とに分かれていて、酒店ではずいぶんとワインを買って店長さんのおすすめでのおいしいワインを楽しんだものだった。現在はコピスの地下にまとまって入っているのだが、このところ元気がない(ように見える)。行くたびに、いつもこんなに客が少なくていいのかなと思う。駅ビルのガーデンと比べると、品物をあさっている客密度の違いは明らかだ。ガーデンに比べると通路が広くてゆったりしているので、客が多くても目立たないし、ガーデンは若い人が多く、三浦屋は年配客が多いようなので、購買単価が違うだろうから、一概に経営状態がどうと言えないことはわかってはいるが、どんな店でも賑わってみえる方が客にとっては楽しい。棚に並ぶ商品は郊外の大型スーパーより種類は少ないものの、生鮮食品については質の違いが僕でもわかるくらい良好だ。ちょっと高いけど。ガーデンと比べると質の差は縮まるが、種類が多いので選べるのがよい。今日も酒コーナー担当のKさんとワインの品定めで話を伺う。できのよい2009年のフランスワインがいいですよということで、ブルゴーニュを一本購入し、ついでにお気に入りのイスラエルの2009年シャルドネを追加した。品物をカートに積んでレジで精算して気づいた。ガーデンのレジが若い人とおばちゃんのミックスチームなのに比較して、三浦屋は若い人だけなのだけれど、暇なためにこの連中が雑談しながら仕事をしている。これはいけないね。当然パートで時給も安いだろうから、別な意味での安かろう悪かろうになっている。高級スーパーの綻びを見た気がした。成城石井、紀ノ国屋なども経営形態が変わっているこの時代に、三浦屋はどう進むのだろうか。がんばってほしい。

2011年10月2日日曜日

PC更新

Windows® 7 Home Premium with Service Pack 1 (SP1) 64ビット
•インテル® Core™i7-2630QMプロセッサー•モバイル インテル® HM65 Expressチップセット
•NVIDIA® GeForce® GT 555M•4GBDDR3memory •750GBHDD + 64GBSSD
•LED バックライト付 15.6 型 HD 液晶 (1,366×768 、1,677 万色)•Blu-rayDD
•USB3.0 (2),USB2.0(2)(1つはUSB2.0/eSATAコンボ)•200万画素カメラ•JBLスピーカー
というlenovo ideapad y570 を購入、ATOK、office home & business、nortonをinstallして、使い始めた。desk top:google、mailer:outlook。
ベンチマークのカンダースHPの写真集が、光回線にしたときにサクサク動いたと思ったら、今度はサクサクどころか瞬時に描出されて驚いた。同時に購入したUSB3.0対応2TB外付けHDDも活用して楽しいパソコンライフが過ごせるかどうか。先日の香港ではホテルのPCに日本語のエディタがなく残念な思いをしたが、このPCなら2.7kgで何とか持ち運びできそうで使えそうだ。