保健所で開かれた今年度の区民健診説明会。保健所側は新しいスタッフも交えて主だったところが総出演だった。検査項目に関しては長年の検討でそれなりの完成度がすでに達成されているので、あまり大きな変更はない。区・保健所にとって区民健診はおそらく一番大きい年間イベントの一つだろうから、力が入るのは当然だ。医師会員の内科系にとっても、それなりの仕事であり、地元の人々への大切なサービスでもあるから、協力するのは当然だと思うのだけれど、全体的に今ひとつ乗りが悪い印象を毎年持ってきた。乗りが悪くなる原因のひとつは、用紙の記入しにくさだと思う。高齢者、社保、国保、等々、様々なグループに分かれて、成績のまとめ元が異なるのである程度は仕方がないのかも知れないが、検査を受ける区民は疾患構成から見れば年齢による違いがあるだけのはずだ。社保と国保と生保で病気が違うなんて怖い話があってはならないと思う。だとすれば、もうちょっと成績記入用紙を統一できないものか。更に欲を言えば、各自治体間での相互乗り入れ、理想を言えば、全国共通のフォーマットを是非作り上げてほしいと思う。フロアから、住所氏名を前もって用紙に印刷すべきであるとの要望がでたが、1人がんばっているかの感があるナイスバディT先生にしても、ドットプリンター以外の記名方法をお考え頂きたい。送り先はちゃんと印刷されているのだから、それを必要枚数刷って貼ってもらうなんてのはどうだろう。データを入力する業者に投げる手もあるのではないか。
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