2014年5月31日土曜日

北国の夏

昨年秋から今年の春にかけて新装なった場所を訪れた。約5年前の前回訪問時同様煉瓦造りの煙突と工場跡はそのままであったが、内部のお土産屋が無くなり、そのかわりに敷地内のべつの場所に総合センターとお土産屋が作られ、さらに何棟かのレストランが併設されていた。食べ放題レストランが40分待ちとのことで、今回は一番落ち着いた雰囲気のレストランを選んで即着席。マトンのいろいろな部位の肉をジンギスカン鍋で焼きながら地域限定のビールを飲み比べたが、肉の旨さもさることながら、ビールがどれも一味違う。とにかく新鮮、缶のにおいが無く、出来立てでなければ味わえない旨さがしっかり残存している。真昼間から飲みすぎるわけにもいかないので二人で3種類のビール一杯ずつ楽しんで5部位の肉を堪能しただけで夕方の会に備えることになった。







夜遅い食事の始まりはワインとパテしか出さないバールというか屋台風の居酒屋。込み合うには少し早い時間帯に到着したためか他の客はおらず、カルタゴとハンニバルの話、古代の東地中海の話を肴にシャルドネの次はカベルネのトスカーナワインを楽しんだ。歩道に椅子の幅だけ突きだしたテラス席の定員は4人だから、それ以上の場合は歩道に空き箱でも置いて机と椅子にするんだろう。店の奥のスペースは数人はいるけれど頭が天井にぶつかりそうである。この季節だから良いけれど、雨の日となんといっても冬は厳しい。


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