療養中に限らず常日頃陰に陽にお世話になった御礼にと、ご長老3人をお招きしての快気祝いの昼食会を和田倉で催した。TS-1中だが、検査成績が良好だったのでこちらの気分も比較的快調で、時間にゆとりをみてパレスホテルに到着すると、なんと町田の超高級老人ホーム居住の長老はすでに到着していて、ホテルロビーのソファであらぬ方角をみている。もちろん意識清明であるが、近年視力が落ちて新聞を読むのもままならないらしい。ひとしきり世間話のあと、席にむかった。席に案内したのち、こちらはレストラン入り口で残る二人のご長老を待つ。次にご来臨はひ孫の世話に毎日忙しいおばあちゃんで、間もなく90歳になるという。少し遅れての登場は御年84歳の女社長である。ご長老3名の年齢合計は278歳で、迎える側3名の合計年齢は190歳にも達しない。多ければよいというものでは勿論ないけれど、それにしてもお元気な方々である。町田の長老は月に何回かは大手町の大会社に産業医?として出勤し、ひ孫の世話に明け暮れるおばあちゃんは先日自宅お庭の敷石で転んで足の骨を骨折しながらフツーに歩いていた。女社長に至っては昼間の外周りと趣味のあと夕方から会社に出て従業員に迷惑をかけているやに聞く。そのような方々をもてなす食事はランチと言っても結構な皿数を用意してみたところ、全員ほぼ完食で、最後のごはんはTS-1内服のためか一人負けだった。
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