ケルン大聖堂は鉄道駅のすぐ前にあるし、150mを超える高さの建築物は他にないので、行き着くのに困ることはない。外からみて壮大、内部をみてその荘厳さに圧倒される。市庁舎との間の街にはビアホール、レストラン、カフェが軒を並べている。大聖堂、市庁舎、ライン川河畔を歩き、昼過ぎにライン川に沿って走る列車に乗り込んだ。指定された席に田舎のおじさんおばさんが座っていたり、ハイデルベルグに停車する予定がキャンセルされたりのハプニングはあったが、ライン川沿岸の風景を楽しみ、乗り換えして無事にハイデルベルグ到着、夜は留学しているs先生ご夫妻とドイツのイタリアンを堪能した。
30年以上ぶりのハイデルベルグ。それだけ年数を経ても旧市街はあまり変化がないように見える。翌朝、メインストリート近くのホテルを出て、メインストリート全体を通り、古城に向かう。車道、表の登り道、裏の上り階段の三種類がルートだが、迷わず裏の上り階段を登った。1690年頃に占領したフランス軍に破壊された古城を見物し、ライン河の支流のネッカー河にかかる橋まで歩いて一休み。
留学中のご夫妻の住まいは旧市街、メインストリートを数十メートル入ったレジデンスだが、二階のテラスには葡萄の棚があり、まだ実は青いけれど沢山の房が垂れ下がっていた。1年間の研究生活の成果が上がることを祈る。
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