都立駒込病院の地区医師会・研修会に初めて出席した。月1回の頻度でおこなわれているこの研修会の開催通知は数ヶ月に1回づつまとめて郵送されてきていたが、ネックはなんと言っても足の便の悪さでついついパスしてしまっていた。会場入り口の受付机上には地区医師会ごとの記名用紙が7-8枚用意されていたが、神田医師会の用紙がなく、きいたら机の後ろの封筒から抜いてくれた。だいたいそういうものなんだと思いながら記名して会場に入ると先客は1名。10分後の開会時には15人くらい集まっていただろうか。講演は若手の女医さんの内科的な一般論から始まり、次が外科の手術と参加しているプロトコールの説明、最後が腫瘍科の医師による化学療法のお話しだった。フロアからの質問に答えられない内科医師のお話はさておき、外科の腹腔鏡手術画像はとても興味深く拝見でき、腫瘍科医師によるunresectable cancer の生存曲線の急降下度に今更ながら愕然として、ほとんど眠らずに拝聴できた。その方面の権威を呼ばずに自前で開催するこの種の講演会はそこの病院紹介には適していると思う。なんでこんなに出席者がすくないのだろうと思いつつ、病院を後にして本郷通りにでて地下鉄に乗った。
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