大学病院時代一緒にお仕事させていただき、さらには鼻中隔湾曲手術もお任せしたS夫妻と久しぶりの会食。後楽別館の入り口には新しい看板ができて少しわかりやすくなったみたいだ。掘りごたつ形式のカウンターですでに待っていたご夫妻はどうも僕たちの結婚祝いでお声をかけてくれたみたいで、おめでとうございますと言われた時は僕の回復祝いかと戸惑ってしまった。先日、こちらから患者を紹介してその報告をいただいた時点で急きょ決まったこの食事会、家内もすぐに打ち解けて女性サイドの話はとどまるところを知らない。薄口醤油の容器が実験室の水差しを思わせるのが個人的な感想ではあるが、寿司そのものは相変わらず新鮮で大きく、いくらでも口に入る。おしゃべりしながらの寿司のスピードは術後の前庭部運動遅延にちょうどあっているのだろう。麺類でときどき出くわす突然の満腹感もなく、あっという間に時が過ぎた。なんとお土産もいただいた。靖国通りのゴンドラのパウンドケーキ、世界で一番おいしいとのトリュフチョコ。どう読んでもトイシャーだが、高島屋はトイスチャーということで売っているらしい。読み方はともかく、美味しかった。近いうちの再会を決めてお開きになった。
0 件のコメント:
コメントを投稿