4月になったら出来ないからと、楽しく飲んで食べる機会をせっかく作ってくれたのだから参加した吟ばん。山歩きが趣味と言うことで、季節柄冬山の話を伺った。昔、父と一緒にかんじきを履いて歩いた冬の雲龍渓谷を思い出した。谷間の車道に降りてこちらを見つめる猿や、凍結した渓谷の青い氷の美しさを見せてくれた父は、いつまでもどこまでも物言わず歩くのが好きだった。夏の南アルプスや奥日光、秩父は生い茂る緑の中をゆっくり歩く。草いきれと蝉の声。冬の日光、東北は、かんじきだったりスキーだったり。冬の山小屋で、目が覚めたら枕元のコップに入っていた水が凍っていたことを思い出す。
話は戻るけど、九絵鍋はとても美味しくて食べまくってしまったが、それまでのお皿は印象が薄い。座布団があまりきれいで無いことが印象に残ってしまったのが困った点だ。
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