総務部チョーの名司会のおかげで、理事会が30分を超えずにお開きとなったため、飯倉のホテルにはタクシーで8時前に到着できた。ご来賓の方々のあいさつに1時間はゆうにかかると思って安心して会場に入ったら、なんと既にお食事ご歓談タイムがたけなわで、お料理コーナーは黒山の人だかりである。同行した元会チョー程のお立場・世代であると前の方に席が作られており、コンパニオンが食事を運んでくれるが、一介の開業医の場合はたとえ介護保険証を持っていてもpriority seatは無い。実のところはそんな席に座りたくないので、心の中でほっとしながら周りを見渡すと、同年の他大学教授、有名病院長なども後ろの方でたむろしていて、そちらのほうが確実に面白いので、お座りになっている方々に挨拶して早々に後方立ち席テーブルに移動する。懇意にさせていただいている熟年美女副院長と懇談し、来年定年の国立病院院長と久しぶりにワルイ話に興じ、2杯目の特徴無しの赤ワインを飲み干すころに、早、新教授の感謝の言葉が始まった。当たり前だが不慣れなためか、多少朴訥とした喋りは何となく近づきやすい雰囲気を醸し出している。これから14年に及ぶ教授業の幕開けであり、どのような王国を作り出すのか興味深い。ワイン2杯のみで帰宅して食べたにゅうめんが美味だった。
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