全国諸仏閣の鐘の音をNHKで聴いたあと初詣に向かうという、久しく行わなかった事をおそらく十数年ぶりに再開した。今回の行き先はもちろん井の頭弁財天である。昨年は弁財天詣では日中に行い、夜はそばにある宇賀神を激写することに専念したのだった。
同方向を歩く人影はそれほど多くはないが、弁財天が近づくと人の数が増え、数十人の列ができていた。煌々と灯りとたいまつが灯り、その中を一組又一組社殿で参拝し、暗闇の中へと消えていく。昔、明治神宮で参拝した時の賑やかさとは全く異なる、抑制された静けさというか、普段の一呼吸とでも言うか、そんな雰囲気の初詣でだった。
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