2014年1月31日金曜日

ありがたい

久しぶりの会合はホテル内の四川料理の有名店である。20年くらい前に最後に訪れた気がするこのホテル、その後何回かオーナーが変わったが、うろ覚えの記憶と比較すると内装がモダンになり、ロビーにいる職種不明の人待ち顔おねーさんの数が増えたようだ。着順は1,2番かと思っていたが、かなり早くて下のバーで待機していたN先生、直前で先を越されたM先生がすでにご到着であった。この会でテープを切るのは容易ではない。好みの品を中盆で注文しつつ、例のごとく生ビール+烏龍茶で始まった。某飯店、某ホテル中華料理との比較検討は、この店の唐辛子炒めもたじたじとなる辛さであるが、それにしてもあの地区の料理の質の低迷を考えるとあのエリアそのものが地盤沈下を起こしつつあるのではないかと考えたくなる。翻ってこの地区このエリアのオシャレ評判はとどまるところを知らないようだ。うらやましい。
無辛から激辛まで、さまざまな料理が円卓に並ぶ。皆様の好みがうまく違ったためか、あるいは、さすが食通の方々だけあって他人のオーダーを聞いて釣り合いをとってオーダーしたのか、実にバラエティに富みかつバランスのとれた味と辛さのひと時であった。個人的には、自分が頼んだアワビとナマコの煮込みはフツーで、白子の唐辛子とダックが絶品だった。デザートでも自分が頼んだ杏仁豆腐はフツーで、八宝飯が食べたくなった。
B級グルメとおねーちゃん鑑賞で始まったこの会合も回を重ねるに従い成熟度を増し、大人になっちゃったんだなーと遠い目線を走らせることもあるが、地区〇〇会の良識派を自認しても良いこのグループの集まりは、自分にとっては本当にありがたいものである。

0 件のコメント: