何十年かぶりという井の頭池のかいぼりが始まっているとのことで、見学に行った。普段はみえない池の底が顔を出し、多くのボランティアが大バケツを浮かべて腰までヘドロにつかって作業をしている。前日の新聞の記事のとおり魚を捕まえて生来種と外来種の選別をしているのだろう。それにしても、圧倒的多数になるまで繁殖したブルーギルやブラックバスの生魚をこういう場所に放す神経がわからない。
同時に見つかったという約100-200台に及ぶ投げ込まれた自転車を、多分夜中、投げ込んだ神経もやっぱりわからない。確かに池のまわりの駐輪の数は相当なもので、美観を損ねていることは確かだし、夜中になってもそこに置かれている自転車のかなりは盗難車だと思う。だからといって池に投げ込むことはないだろう。夜、銀座の楼蘭で井の頭在住20年余の古老と話をする機会があった。15品目に及ぶ料理のかなりの部分をプラパックに詰め込みながらのお話では、10年以上前に行われたかいぼりでは、100台以上の自転車が見つかったとのこと。世の中ますます荒れているのか?
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