昼休みのランチに築地うなぎ食堂の鰻重のデリバリを選んだ。正月二日のデリバリは込んでいるだろうと想像はしていたが、何とか50分で配達可能とのことなのでそのままオーダーしたら、ちょうどその時間で到着した。大きめの黒いプラスチックの四角い箱の横には、白い細紐が小穴から伸びている。テーブルに置いてこの白紐を引き抜くと、数秒してから箱から蒸気が上がり始める。大昔のスパイ大作戦で指令を聞いた後は煙が出て自動的に消滅してしまうカセットテープと似ているよ、フェルプス君。中のご飯と鰻が暖まり始め、約5分で料理全体がちょうど良く暖まり、さらに数分で湯気やふたについた湯滴が落ち着くので、その時点で、いただきます、状態になるのだが、湯気の立ち具合暖まり具合においの具合を見て感じていると、とても待てず、湯気の立つ中で食べ始めることになる。熱い。でも美味しい。直前に焼いた鰻の香りが漂い、分厚いボディは硬すぎず柔らかすぎず、良い白米でたれの絡みもちょうど良い。結構ボリュームがあるので、女の子は最後辛そうなくらいだった。昨年までと違いとても静かな休日応急診療所のようで、午後はレセプトチェックなどの仕事をしっかり出来た。
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