2012年1月25日水曜日

新規抗認知症薬講演会

高齢者にみられるイライラや、思考と動作が自分の思うとおりにならない時のあせりとまごつきが、この薬を投与してから少なくなり、本人が落ち着いた印象を周囲に与える、そんな作用を持っているのだろうか。併せて、口調が落ち着いてしっかりしてくるみたいである。専門ではない一内科医の、少数例での印象であるから決定的なものではないのはもちろんだ。しかし、今日の講演会の後半に提示してくれた動画は、僕の印象と同じだった。良い薬なのかもしれない。目立った副作用は経験していない。安全域が他薬より広いのだろう。
それほど広い会場ではなかったのでほぼ満席の盛況となり、公演後のいわゆる情報交換会も結構な混雑で、テーブル上の空いたトレイが目立つ位だった。四宮院長の司会も穏やかで楽しめた。MR-Fと上司のN氏も交換会内を飛び回っていた。

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