2007年11月13日火曜日

診療報酬改定のウワサ

病院の救急部が担う部分が多かった夜間、時間外の医療を開業医にシフトさせることを目的にした診療報酬改定が進んでいるようです。夜間、時間外の診療報酬を増やし、その財源は日中の初再診料を下げることにより捻出しようということですが、こういうことを決めるヒトが自身で裁量できる範囲で物事を決めると、それなりのことしか出来ないというよい例なのでしょう。このやりかたでいくと、夜間時間外を主要な開業時間にする医師と、日中を主要な診療時間にして夜間時間外はあくまで臨時とする医師の二種類の医師ができ、前者には急病人が、後者には慢性疾患の患者が集まる傾向はでると思いますが、だからといって本当に病院の救急部門は本当の重症患者だけを診ればよいようになるのでしょうか。実際の夜間救急は、開業医が少し遅くまで診療しているというレベルよりは遙かに遅い時間帯が主戦場のはずだし、夜間診療の開業医が診た後、病院の救急に回る患者数はあまり減らないのではないでしょうか。救急医療はもちろんのこと、夜間医療は行政がしっかり枠組みを作って運営するもののように思えます。

2007年11月6日火曜日

こんなサイトがあります

110番とか119番というと公用電話番号の代表だけれど、ボクのゴルフのスコアはこんなもんだ。もちろん自慢するスコアでは絶対ないので、この種の投稿はこれが最初で最後かもしれないけれど、知っている方々のサイトhttp://kandars.com/index.htmをみると、このスポーツはやっぱり面白いのだと再認識する。(とても重いサイトなので、トラフィックがあまり広くない人は要注意)
今は事情があり出来ないけれど、来春になったら再開予定。

2007年10月16日火曜日

検索エンジンを使って感じること

最近検索エンジン(ほとんどgoogleだ)を使って感じるのだけれど、自分のみたいと思うサイトが上位にでてこないことが多くなってきた。僕自身の興味が以前とは異なってきているのかもしれないが、サイトがとにかく膨大な数になってきて、googleのアルゴリズムで選ばれたサイトが必ずしもこちらの思うことと合致しないことが多いのだろう。検索の単語の組み合わせをいろいろ変えてみても結果はそれほど変わらない。ちょっと前までは、検索語を入力して検索をすると、上位に選ばれたサイトを順に見ることが多かったが、いまでは1ページに3,4個あればいい方で、ページをめくる頻度と検索し直しの頻度が増えた。これからは、検索のアルゴリズムのカスタマイズか、検索を代行する仮想的個人(アバターでも、ペルソナでも、仮想的人格でも何でも良い)が必要なのではないだろうか。

2007年9月2日日曜日

世界陸上

女子マラソンでの土佐さん、嶋原さん、おめでとうございます。
おふたりの力走、また、そのほかの日本人選手の健闘をみて感激した人は多いと思う。
それにしても、狩猟民族と農耕民族のDNAの違いがやっぱりあるのかなと思う。

2007年7月8日日曜日

チャドクガ

チャドクガの毛虫による刺され皮疹のシーズンが一段落しました。腕と首周りに無数にできる皮疹は最初は赤くその後茶色になってだんだん消退しますが、その間の1-2週間は結構悲惨ですね。痒さのあまり掻きむしって複雑な皮膚所見になり、周囲の人からは流行病ではないかと変な目でみられるなど大変な思いをした人も多かったのではないでしょうか。ツバキやサザンカの葉について育つのですが、グループで行動しているうちに退治しないと大きくなって単独行動を開始し、こうなると木全体に広がってしまい、手に負えなくなります。風のある日にその木の下を通ったり、庭の手入れをしていて毛が皮膚に刺さると発症するわけです。現在は静かですが、数週後にもう一回発生時期となり、注意が必要です。面白いことにこの時期木の枝には蜘蛛が盛んに巣を張っており、まもなくでてくる成虫を待ち受けているみたいです。

2007年6月11日月曜日

病医院の寿命

20数年ぶりに日経ビジネス編集の「会社の寿命」を読んだ。戦後30年の節目に「企業と経営者の生き様」を示したものである。その頃の日本は高成長神話が終焉をむかえ、誰もが企業と自分の立場の先行きに不安を感じていた時代であり、実にタイムリーな企画であった。趣旨は、環境の変化に柔軟に対応することと企業トップのリーダーシップの重要性と言う、かなり当たり前のところに落ち着いている。今読み直すと、いつかは日本はまた盛り返すだろうという前提に立っているようで楽しい。少なくとも現在に至るまでの約30年は大はずれではなかったわけだから。巻末に鉱工業の会社の浮沈が示されているが、それを見るにつけ、トヨタ、新日鐵、松下電器産業は強く、ソニーはすごかったのだと思う。見方を変えると、その時代までは我が国は鉱工業の企業が国を引っ張っていたわけで、その後の30年のサービス業、通信、ITの成長が素晴らしいとは言ってもまだまだどうなるかわからないのだろう。この本が書かれた時代には我が国国内のことを考えていればすんだが、グローバリゼーションの現在はそうはいかず、寿命も30年も保てば御の字の時代かもしれない。

一方、病院、あるいは医院の寿命はどうだろう。最近都内の中堅健診センターの閉院の話をきいた。設立者の逝去と時期的に一致しているようだが、ほんとにそうなのだろうか。いままでの医療経営だと、無床診療所の多くは継承者があればまあまあ安泰。ただし、有床の場合や病院では個人経営の場合はかなり早くから継承者を確保することが求められる。普通の企業では当たり前のことが、病医院ではあまり行われていなかった。

2007年6月4日月曜日

麻しんの流行

大学が多い当地域では、麻しん抗体のチェック希望の人が来院します。検査センターに検査依頼が殺到したため一時検査ができにくい時期がありましたが、今は少しずつ改善しているようで、検査を受け付ける当院もほっと一息です。

2007年5月27日日曜日

素晴らしい鹿児島




鹿児島の学会にいってきました。学会の後、桜島と鹿児島湾の景色のすばらしさに感激し、さらに指宿の方まで足を伸ばして、開聞岳、魚見岳などあたりをドライブしてきましたが、この県の観光資源はダントツではないですか。それなのに、指宿市内はさびれているし、スカイライン沿いのドライブインはつぶれているのもあり、ぱっとしないし、結局多少にぎやかなのは鹿児島市中心だけのようにみえました。東京に住んでいて、学会の多くが開かれる大阪、横浜、神戸、博多などだけ行っているだけでは見えない姿ですね。観光資源のすばらしさを全国に発信するためには、相当量の資本を注入して継続的にキャンペーンを張れば多少は違うのかもしれないけれど、それでも地方と中央の格差は大きい。

2007年5月6日日曜日

ゴールデンウィーク


4月30日は区の応急当番日で、朝9時から夜10時まで診療でした。身体には良い季節なので暇だろうと思っていたらそうでもなく、風邪の患者さんを中心にパラパラと来院されて、いつのまにか夜に。月初めのレセプト業務もできて、有意義な1日でした。
5月1,2日は普通のお仕事。
5月3、4日はゴルフ。高速道路の渋滞は当然のことながらなかなかのものだったけれど、恒例なのであきらめもつきました。
5日は、東京タワーのそばに行ってきました。

2007年4月28日土曜日

医療と経済

週刊東洋経済が最新号で医療の特集を掲載しています。病院、診療所、介護に関する問題点を取り上げて論評しており、医療の関係者は我が国の場合(ほとんどの国でも同じだけれど)患者、医療の直接の関係者、関係省庁、関連企業だけれども、特集では前2者にとってどちらかといえば悲観的な方向性が出されています。各方面で取りざたされている「医療崩壊」を念頭に置いてこの特集を読むと、我が国の医療は今後どうなっちゃうんだろうという気持ちになります。我が国のいままでの医療政策が世界一の国民の健康状態を作り上げた功績は偉大なことに違いないものの、今後の方向性は他の分野で既におなじみの格差の拡大が医療分野でも生じる方向にあることを示しているようにみえます。我が国の進む方向がそうなのであれば、医療界が例外であるはずもないのですが、問題は医療費の抑制が全面にでており、そのために平均の医療レベルの低下と格差の拡大が同時に発生する可能性が高いことでしょう。

2007年4月21日土曜日

ちょっとホッとする治療

患者さんが来院したら最良の治療をしよう、というポリシーをもって診療所を開いている。
たとえば、発熱と咳で医者にかかる人はどんな気持ちで来院するのだろうか。
上司に怒鳴られながら会社で仕事をしている25歳のパート社員、Aくん:「基本的に頑丈なカラダが取り柄だから、この数日しのげるだけのクスリを早く処方して欲しい。せっかくの休み時間に走ってきたのだから。マツキヨでもよかったかな」。
引退して楽隠居の79歳の男性 、B氏:「一人暮らしで症状が出たので心配で来院。風邪だと思うが肺炎になったらどうしよう。そういえば、似たような症状で病院に行ったらガン末期だった会社の同期がいたな。この際、徹底的にカラダ全体を調べてもらいたい。時間は毎日いやと言うほどある。死ぬまでは。」
62歳の社長夫人、Cさん:「夜のパーティーまでは暇な時間なので、お医者さんにでも行きましょう。待合室が広くてきれいだし、なんと言ってもあそこの先生優しい。」
カルテに残る記録は問診、診察、そして鎮痛解熱剤と鎮咳剤などの処方だろう。でも、Aくんにはほとんど待たせずに診察してあげたいし、B氏には胸部レントゲンを追加し、次回来院時には健診をすすめたい。Cさんのためには、待合室に愛読の雑誌の最新号を置いておこう。壁の絵も久しぶりに変えようか。
訪れたひとが、そのときの病気に関してはもちろんのこと、それ以外にもちょっとホッとして帰ってくれる、そんな診療所が良いんじゃないだろうか。

2007年4月14日土曜日

08年度診療報酬改定

開業医の急患対応優遇へ=08年度診療報酬改定で-厚労省
4月13日19時31分配信
時事通信
 医療政策の現状と課題を分析した厚生労働省の報告書案が13日、明らかになった。勤務医の負担を軽減するため、開業医による在宅当番医制や休日・夜間急患センターへの勤務促進が必要と指摘。開業医のチーム化を進め、24時間態勢で高齢者の生活を支える在宅医療を構築することも提言した。同省は2008年度診療報酬改定で、夜間・休日の急患診療に携わる開業医を優遇する報酬体系に改める方針。 来週開催する医療構造改革に関する都道府県会議に提示し、都道府県が医療計画や医療費適正化計画などを策定する際に役立ててもらう。 
「夜間・休日の急患診療に携わる開業医を優遇する報酬体系」ということは、夜間・休日の診療割り増し分の財源はおそらく昼間の初診・再診の減額からひねり出されるのでしょう。そうなると、開業医に対しては、収入が欲しければ時間外診療に精出しなさい、患者に対しては、安く診てもらいたければ朝まで、あるいは月曜日まで待ちなさい、という方針の更なる強調になります。それはそれでよいのだけれど、この方向性によって勤務医の負担が本当に軽減されるのかどうかの検討がされているのだろうか。ボクの経験では、勤務医の業務は休日・夜間外来のどうこうよりは入院患者の診療にかかるものが最大の負担であり、これは上記の変更では改善されないものだと思います。さらに、24時間態勢で高齢者の生活を支える在宅医療こそ、診療報酬で自由競争による淘汰を促すよりは省がしっかりした体制を構築すべきものだと思うのですが。

2007年4月12日木曜日

角膜潰瘍

先週は読書量が急増した週でした。週があけたら右目がなんとなくゴロゴロします。角膜潰瘍が悪化したようです。コリマイ点眼を使ったら次の日には軽快して一安心です。ボクの場合、この病気は昔内視鏡検査をしすぎて起こしたものです。いまでも目を使いすぎると時々再発します。現在、消化管内視鏡は先端にCCDが装着してあり、施行者はCCDが撮った画像をモニターで見ながら検査をおこないます。ところが、昔はグラスファイバーを通ってくる画像を内視鏡の接眼部で見つめながら検査を行ったのです。みつめすぎると瞬きの回数が減るのですが、その時代の内視鏡で盛んに検査をしていた頃、目がごろごろするようになり、大学の眼科の先生に診てもらったところ、角膜潰瘍と診断されました。そこに細菌感染が起こり症状が増悪するのですね。治療は目を使いすぎないことと、抗生物質の点眼薬です。

2007年4月9日月曜日

陰影礼賛

学会からの帰りに、新幹線のなかで山川健一氏の「書ける人」になるブログ文章教室 (新書) を読みました。ボクのような超初心者にはとても役に立つ本であり、さらに、日本文学のルーツとの比較もされているなど興味深さもひとしおでしたが、なんといってもびっくりしたのが、谷崎潤一郎の陰影礼賛が取り上げられていたことです。びっくりの原因は100%ボクの個人的な問題なのですが、今を去ること何十年か前にこれ(もちろん陰影礼賛のほう)を読んで感激し何度読み返したかわからないくらいよく読んだ文章だったからです。いまでも、真冬の寒さが少し和らいだ季節の夜、黒っぽい塀のある暗い夜道を歩くと文章を思い出します。
この部分が目に入ったとき(もちろんブログ文章教室の中で)、新幹線の中で思わず居住まいを正してしまったくらいです。アマゾンのレビューではあまり星が多くないですが、ボクの心の中では☆☆☆☆ですね。


医学会総会

医学会総会で、メタボリックシンドロームのシンポ、アルツハイマーのシンポと、日本の地域医療体制、医学教育のシンポをしっかり聴いてきました。メタボリックシンドロームで細胞内外分子レベルの異常が明らかになりつつあるのはすばらしい進歩だと思います。しかし、この病態を改善させて健康につなげるために重要なのは、社会全体の病態に対する認識と医療体制の取り組み方であるのがこのシンドロームの特徴で、その見地から見ると、まだまだ掛け声だけが響き始めている段階といったところでしょうか。
地域医療のパネルでは、尾道の地域医療連携への取り組みが紹介されていましたが、これはすごい。とくに、職域を横断しての連携が施設間の連携と絡まりあってよい結果を出しつつあるのですね。中心になっている方々のご努力に頭が下がります。本来は行政がすべきことも多いのでしょうが。
医学教育の問題点とその改革に関する特別シンポは、プレスの方も呼んでいるなどかなり力がはいっていたけれど、司会の方々とスピーカーとの間の意識ギャップの大きさを浮き出しにしただけでした。残念!!
医学会総会なのだから取り上げて当然、取り上げなければならないテーマですが、企画側の準備不足でしょう。

2007年4月8日日曜日

学会


金曜日、仕事の終わりのほうはパートできてくれているチャーミングなAK先生にお任せして新幹線に。駅で買った深川めしが期待以上に美味しい。お薦めです。 包み紙や箱を見ても製造元が書いてありません。suicaの使えない東京駅のホーム売店で売っています。
新大阪駅のタクシー乗り場でいつも迷う。3kmでわけた乗り場の場所。運転手さんに迷惑かけてはいけないと思い、地図を見て確認して3km超の乗り場のタクシーに乗ったら、「この次は3km以下の乗り場へ」とのこと。
なにがなんだかわかりません。

2007年4月6日金曜日

駅のバリアフリー化

首都圏では駅のバリアフリー化が盛んに行われています。ボクが毎日乗り降りする駅でも最近駅舎の立替と同時にバリアフリー化が行われて、階段の脇に設置されていた昇降機のかわりにエレベーターが設置されました。ためしに乗ってみたところ、当然のことながら快適で、これは出来てよかった。ボクが乗り降りする駅のうちもうひとつはいまだに古い階段でエレベーター、エスカレーターの類はありません。昇降人数はかなり多くて、かつ、大きい病院が近くにあり、昇り降りに苦労する人を見かけることも多いのですが、なぜ改善されないのだろう。駅が崖っぷちのようなところにあるために、設計上不可能なのか、あるいは、近い将来大改築が予定されているのかと期待しているのですが。

2007年4月3日火曜日

マスメディアはゆっくりと死んでいくのか?

検証あるある大事典をみました。下請け、孫請け会社への丸投げ構造がはっきりしたわけですけれども、受ける側も受ける側なら投げる側も投げる側、巨額の制作費を使い、貴重な電波枠を使っての番組が、玉石混淆・カオスの世界のインターネットの中のくだらない一つのサイトと同じことをしているみたいですね。インターネットの中でこのようなことをしていれば、あっという間に泥にまみれて沈殿してしまうだろう。テレビ界の中でも局同士あるいは番組同士の競争関係を作りでもしなければ、そのうちインターネットの大きなうねりに飲み込まれてしまうのではないでしょうか。

博士もきっと怒っていますよ

やらせ、捏造が話題にならない日が少ないくらいですが、今日はあるある大事典Ⅱの検証番組があるということで、どんな検証をしてくれるのか、興味深々です。この番組にでたことがあるけれど、その時担当だった会社(D)のチームは幸いなことにとても良心的で、納得できる番組が出来たように思います。
テレビ局は視聴者に対して謝罪し、責任者がそれなりの処遇を受けることになり、それは当然のことでしょうが、気になるのは、番組に出演した海外の研究者にどのような対応をしているのかがよくわからないことです。ペットや動物の出る番組で、その動物の思っている(だろう)ことを文字で流したりヒトがしゃべる番組がありますが、実際に動物がそう考えているどうかわかるはずもないわけで、それと同じことが今回海外の研究者に対して行われたことになります。局としては当然正式の謝罪をしているとは思いますが、その行為の詳細についても明らかにするのがマスメディアとしての態度だと思います。

新年度入り

リクルートスーツの若者が街にあふれていますね。2日は新年度入りの初めての勤務日で、新入社員の皆さんは、たぶんどの会社でも社長さんの訓辞など聞いたのでしょう。話す側は事前に一所懸命考えに考えて、ご自分の人生から導き出される貴重な結論を若者に伝えるのだけれど、直前までほとんどが学生だった聞く側にしてみると、まるで現実感のないお話で、その真価がわかるのはきっと何年も経てからであり、配属される現場のことで頭が一杯になっているのだと思います。がんばれ新入社員!
若い人の間で流行っている風邪の症状が、先週あたりから変わってきていますね。熱はそれほど高くないのだけれど、のどの痛みがなかなかのもので、人によっては痛みのために眠れなかったりします。軽い咳を伴います。治療は通常の鎮痛解熱剤と鎮咳剤で良いのですが、時期が時期だけに、また、立場が立場だけに仕事を休めない人が多くかわいそう。

2007年4月1日日曜日

まじしんブログ

診療報酬改定がないので、おだやかな四月になりそうです。花粉症こそ風の強い日は感じるけれど、インフルエンザも峠を過ぎ、これからは生活習慣病と肝臓、消化器病をさらにしっかり診療しよう。それに加えて高齢者の脳神経疾患と介護の問題も真面目に考えよう。