2013年3月31日日曜日

日吉 松の川緑道と協生館

久し振りに日吉の協生館を訪れた。前回はなんと天皇皇后両陛下がおいでになり、お話を賜った数年前のことで、その日は今日以上に寒くしかも小雨交じりで、競技場全体に作られた仮設席に座ったはいいが寒くて寒くて、配られたホカロンと膝掛けと合羽で寒さをしのぎながら暖かいお言葉を聴いたことを懐かしく思い出した。今日の日吉は新年度の入学式の準備の張り紙・立て看があちこちに準備されているが、人はまばらである。協生館で開いているのもローソン、タリーズそしてHUBイングリッシュバーくらいであったので、当然のことながらバーでfish and chipsを肴に生ビールをドリンクした。地下の競泳プールと陸上競技場では部員がしっかり練習していた。それを横目に、東横線日吉駅に向かって信号を渡る。駅を抜け、1-2週間後には新入生コンパで商店街の飲み屋なんかは大繁盛だろうと思いながら、大昔あったウインザーやスイス、タンポポなんかを思い出しつつ、今日は浜銀通りを降りることにした。ほぼ下りきったところの未舗装の細い道を左折する。松の川緑道である。バス通りの手前約100メートルを、それとほぼ並行して、崖際を曲がりくねりながら伸びる細道は、崖側には様々な植物が生い茂り枝葉を頭上に伸ばしている。崖の反対側は住宅と駐車場と大学の運動場が並んでいるが、その雑然さはハンパではなく、猫屋敷ありゴミ屋敷らしい建物あり、駐車場のフェンスには所々穴が開いて通路となっていたり、かというと、鎌倉街道と書いた立派な石柱が道の端にあり、歩いていて飽きることがない。下田の方に行くと、慶應のラグビー場、ホッケー場、野球場がならび、どこでも部員が練習を続けている。金網越しに眺めながらそこからは緑道を離れ、下田の丘の斜面に立ち並ぶ住宅の間の細道を歩いたが、このあたり平地といえる場所がなく、高齢化社会には辛い場所だと思う。そのためかどうかわからないが、売り物件、空き家が数カ所あった。

2013年3月12日火曜日

気にくわないんですかと言われても・・・

インフルエンザ流行も収束した今日この頃、残った花粉症と感染性胃腸炎の山を見終わってやれやれ、と言う時に電話がかかってきた。某大企業の地域情報サイトの何とかの何とかさんとお名乗りになった。ずっと昔に、某通信大企業の名前を冠に関連の会社の社員らしい人が訪ねてきて、電話回線の乗り換えだかなんだかを勧められた時を思い出した。小一時間の説明を受けてもよくわからず、契約書に名前は書いたけれど、押印しないよ、と言ったら、あからさまにがっかりした顔をしてお帰りになった。その人は、がっかりしただけで何も言わなかったけれど、心の中は煮えくりかえっていたのだと思う。大事な時間を無駄遣いさせやがってと。でも、それはこっちのセリフだ。仕事が終わって疲れている時にアポなしで来院して訳のわからないものを押しつけて買わせる行為は、売りつけられようとするこちらにとってはいい迷惑以外の何物でもない。結局は大会社本体とは組織的に関係のない小企業の方々の苦労は察するが、それにつきあわされてはたまらない。電話を受けた途端に、この過去の記憶がよみがえった。ちょっと意地悪く、大企業本社の方ですかと尋ねたら、違います、何とかですと割と素直におっしゃったので少しお付き合いすることにした。結局、大企業作成のその地域情報サイトに載っている医院の基本情報だけでなく、それ以外の情報を有料で追加しませんか、ということらしい。おまけに、来週の水曜か木曜の夕方会いませんかと、時刻までご指定である。幸い、当院の知名度は地域では少しずつではあるがアップしていそうなので、ウチは基本情報だけで結構です、と申し上げたら次のセリフが「気にくわないんですか?」。これにはびっくりした。例えはヘンかもしれないが、食べ物だって、好きなもの、嫌いなものに加えて、それほど好きでも嫌いでもない、いわばどちらとしても良いもの、があるじゃないか。地域情報サイトなんて星の数ほどある。もちろん立派な企業の作ったサイトだからサイトとしての完成度成長性はしっかりあるのだと思う。でもこちらがほしくないのだから、食べ物でいえば好きでも嫌いでもないもの、たとえば僕にとっては塩昆布みたいなものだ。ということで、気にくわないわけじゃなくて要らないんです、と申し上げたが、納得していただけない。とにかく、このままで良いですよ、とお話しして電話を切った。自分の会社をよっぽど愛しているんだろうが、もうちょっと相手のことを考えてよ。

2013年2月21日木曜日

節約的勉強会

配合降圧剤を巡るD社の勉強会に出席した。演者は某T大の講師で、講演内容はなかなか面白くて、珍しく途中で眠りもせず最後まで聴き通し、ディスカッションにも少しだけ参加できた、ような気がする。こういう形式の会も良いのかもしれない。
会場は本社ビルの会議室で、会場の一室は10人も入れば一杯になる小会議室である。聞き手は、フレッシュマンの時からお世話になっているE先生、後輩のN先生、同期のO君、中央区で開業しているT先生、以上。座長席も演者席もなくて、中央の机を囲み、壁から下がるスクリーン上のPPTを見ながらのディスカッションは、演者と聴衆との距離がほぼ0であるからして、眠るどころではないし、症例検討みたいなところもあって、皆でわいわいがやがやと楽しい時間が過ぎてしまった。会社側が準備したお弁当は結局お持ち帰りになったのにはびっくりした。会社側の連中は若手ばっかりで、挨拶もクロージングリマークもなし。おそらく、企画としてはもう少し多人数のつもりだったのだろうけれど、キミタチの仕事の仕方では出席する気にもならないよと言うセンセーが多かったのではないかと推測する。最近のこの手の研究会勉強会は企画がイージーだね。

2013年2月9日土曜日

津軽海峡、冬景色


函館空港から南下して海沿いに函館市に向かう漁り火通りを歩いた。温泉駅からバスに乗り、啄木小公園バスストップで降車。さすが小公園と言うだけあって、実にこじんまりとした海際の広場で、啄木像が立っていなければただの空き地にみえるけれど、津軽海峡の海景色は最高である。証拠写真を撮影後函館市街方面に雪道を歩くこと約1km、あまり人を怖がらない海鳥が道連れだった。噂に聞いたグルメ回転寿司にたどり着いて早速熱燗で寿司を食べる。そい、めごち、たこ、やりいかなど地元のネタを重点的に注文して堪能しまくり、腹一杯で一人2200円はとても安い。
お陰で、4km離れた五稜郭まで歩いてしまった。大昔、スキー場で活躍したスノトレがまた役だった。

2013年2月6日水曜日

ダイ・ハード

テレビでダイ・ハードを見ている。25年前の作品。最初にみたのはゴールドコーストのシェラトンミラージュのスイートでのテレビだった。内容も日本がバブルに浮かれていた頃のものなら、見たこちらもバブルで浮かれた旅行先である。今見ても佳作だと思うが、日本資本の所有するビルに鎧あり畳あり、金庫には6億ドルの米債券ありで、このあたりは今見ると結構恥ずかしい。一方、これからの日本の人口・人口構成、諸国の状況を見れば、あの時代は未来永劫二度と訪れない可能性が高いわけで、そのことに関してはすごく悲しい。結局あの浮かれ騒ぎにアタマに来た大国が金融工学と称して基軸通貨を操り、少し背伸びをしすぎた日本の政治家の首をすげ替えて、押さえ込んだわけで、更にそうこうするうちに別の大国が図に乗ってきたのが現状だろう。図に乗ってきた大国の挙動にかつての我が国の行動が時々重なってみえるのは致し方ないとしても、それではこの大国の間で我が国はどうするか、と言う問いの正答がいまだ出されていないところが問題だと思う。3年余の期間での政権の移動は、一般人の目からは政治家も少し利口になったようにみえるのだけれど。

2013年1月28日月曜日

圧倒的な存在感

高村薫氏にニュースキャスターのF氏がインタビューをしていた。その小説の緻密さ重厚さでは圧倒的な高村氏と、頭の回転はかなり良さそうなF氏との会話と言うことで、アルコールも控えめにして頭をクールにして聞き入った。現状の把握が、ご自分自身も含めて困難になってきているのが現在ではないか、と言う風に僕には聞こえたが、もしそうだとしたら、それは、過去の総括がなされない、できない状態が続いていることを意味するのではないか。徹底的に調査をし、執筆に際しては推敲に推敲を重ねてあの素晴らしい小説群を作り出してきた高村氏にして、そのように考えているのであれば、僕を含めて多くの人にとってわからないことが多すぎるのも無理はない。ここで視線をF氏に移すと、このお人は、数十秒単位で話を切り替えることを生業にしてきたようなもので、時間が来れば把握も総括もなく、悲劇の次は喜劇でも天気予報でも同じように振ることで仕事をしている。圧倒的な存在感の高村氏に比べて、その存在感の希薄さが目立つばかりだった。そういえば、スタジオでF氏の問いかけに答えるコメンテーターの方々も、「そうですね」「そうですよね」でセリフを始めてやはり数十秒で切り上げるテクニックを身につけてしまっており、同類なのだと納得する。もちろん僕もその影響から逃げ延びているはずもない。でも、このあたりで自分と周囲を見直し、多少なりともまとめを作って次のステップに進むことが必要なのかと思う。

2013年1月24日木曜日

首長選白熱

元自民党推薦の現区長と、現自民党推薦の元副区長との対決の図式になった首長選が白熱しているみたいである。細かいところはよくわからないが、3期を勤めて実績を誇る現区長に、その現区長と議会との間の意志の疎通の欠如を是正するとして元副区長が挑む構図らしい。先の衆議院選の結果を受けて、挑むと言うよりは優勢をそのまま持続させていきたい側と、実績を武器に4期を勤める意志を固める側との対立というべきか。推薦政党との繋がりが破綻した原因を知らないが、深い何かがあるんだろう。結果、区長の提出する予算の批准もままならないという現状は行政にとっては困ったことであるが、かといって、議会との繋がりの良い首長というのは、結局議会与党の言いなりになる可能性が高い。選挙公約は両サイドあまり違いがないように思えるものの、そもそもどちらの主張も抽象的でよくわからない。こういう場合にどちらを支持するかの結論は安易に出すべきではないし、ましてや、メンバーのコンセンサスを得ないで決めるのはアブナイ、と思う。