お歳暮の時期も過ぎ、クリスマスも過ぎてからの頂き物に対するお礼のはがきを書き終えて、吉祥寺に出た。最寄り駅に行く道は人通りもほとんど無く、最近は門扉に門松を飾る家も減ってきたと思いながら、比較的空いている電車に乗って終点の隣り駅で下車。ところが、少し前に新装開店した駅ビルは大混雑、さらに、勝ち残ったデパートの地下食料品売場のキャッシャーは長蛇の列で、ここでの買い物はあきらめて、9Fの食堂街の松屋で遅い昼食にした。いつもは二人で食べるのだが今日は連れが療養中のため一人で好物のカレー南蛮を頼み、いつもレジにいるおばさんには明日の年越しそばの予約をお願いした。食後は8Fの本屋で、スカーペッタシリーズ最新版の下巻を購入して、暮れ正月のあいた時間つぶしの準備も完了だ。それにしても、パトリシア・コーンウェルさんの書くこのシリーズは面白いけれど、1作に数カ所は読み続けるのが辛くなるような所がある。検屍官が主人公のミステリーなんて明るい筋書きであるわけがないことは充分わかっているけれど、登場人物の性格と行動が、主人公も含めて全員欠陥があり、もちろん優れた点も多々ある人物も多いのだけれど、欠陥部分をぐいぐいと主張されてストーリーが展開して行くにつれ、読んでいて疲れてしまう箇所が必ず出てくる。と、言いながら全作読んでいるのだから世話はないけれど。
買う予定だった生鮮食料品は、一番新しく新装開店しながら比較的空いていたコピスの三浦屋で済ませることになった。
2010年10月16日土曜日
パシフィコ横浜
国際会議場で教育講演を聴きまくった。と言っても、食道、胃、緩和治療のセクションに関してなのだが、食道、胃の治療は、国際的な比較をする場合は我が国の医療技術に軍配が上がりそうである。診断と治療の内視鏡技術、手術の手際、病理診断の細かさが圧倒的に違うんだと思う。少し前まで早期食道癌、早期胃がんの概念さへはっきりしなかった国々の方針と、細小癌をみつけて治療することに生き甲斐を感じる医師が多い国とで違いを生むのは当然だろう。でも、そういう方向を持たせることを可能にしたもののひとつが我が国の保険制度であることはどれほど理解されているのだろうか。ムダもあるだろうけれど、様々な可能性を持たせられる不思議な制度だと思う。
驚くほど沢山の学会ポイントをゲットして帰ったあとの、四川豆花飯荘でのお食事はことのほか美味しく辛かった。
2010年10月3日日曜日
久しぶりの牡蠣フライ
2010年10月2日土曜日
ワイン
駅ビルの商店街が新装開店して数日経過し、ようやく人に触れずに買い物ができるようになった。以前ワインの調達先だった三浦屋酒部門が撤退して替わりに、今までは食料品だけだったザ・ガーデンがリカーコーナーを新設したので、チェックしてみた。なかなかいいんじゃないのということで、イタリア、マルケ州のワインを購入。新宿高島屋のPECKのオリーブ入りパンが良く合う。「熟したダークチェリーの甘く魅惑的なアロマ、クミン、タールやインクの印象的な香りが互いに競いあっています。濃厚でたっぷりしているが、一貫性があり、集約されて、アロマと同様のフレイヴァーが感じられます。また、素晴らしく熟したタンニンは、ほんのわずか固さがあり、かなり長く、なめらかな余韻の中にビターなタッチが感じられるので」・・・かどうかはよくわからないが、とても美味しい。コストパフォーマンスも最高。
2010年9月19日日曜日
2010年9月13日月曜日
新発売記念講演会
メラトニン受容体アゴニストと配合降圧剤の講演会に出席した。恥も外聞もない組み合わせは、見方を変えれば1回の出席で2回分の内容ということになるが、やっぱり中途半端のろくでなしという結末だった。しかし、両者の知識がほとんどないボクにとってはそれなりに得るものもある。まず、メラトニン受容体アゴニストの講演では、突然クスリがボクにも効きだして、いつの間にか自然な眠りに入ってしまった。既に外来では数人に処方し、ある程度の効果があったと言ってくれる人、なにも使っていないみたいと言う人様々であり、「自然さ」が特徴のような気がしてきてはいるのだが、かろうじて聞けた話の内容でも、しばらくは使ってみてよいのだろうと思う。一方の配合降圧剤は、便利で良く効くクスリとして重宝しそうだが、また、錠剤の数が少なくなるのはよいことだが、厳密な適応が今ひとつよくわからない。
2010年9月10日金曜日
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンの助成の件で問い合わせがあった。区では、今までの65歳以上の高齢者に対する助成だけでなく、15歳以下の小児に対しても、インフルエンザワクチン接種に際しての助成をする方針で事を進めているそうで、その際に対応するかどうかきかれた。小児科を標榜していないので、受けるべきかどうか最初迷ったけれど、昨年は乳幼児の集団接種とここのスタッフのお子さん達への各種ワクチン接種で多少慣れたつもりになっているので、受けることにはした。ワクチン自体も昨年とは異なり潤沢に供給されるらしいので、昨年のような被接種者の順位づけもないし、その点でも面倒なく接種できると思う。
いつの間にかまたインフルエンザの季節が近づいてきているな、と思う季節になったが、昨年のインフルエンザ流行で、インフルエンザに本当は季節なんて無いのではないかという気がしてきている。そう言うつもりでニュースを見ると、今冬の南半球だけでなくインドでもまもなくピークを過ぎそうなインフルエンザ流行があるらしいし、身の回りでも、新宿で週半ばになんとB型インフルエンザがでた。
いつの間にかまたインフルエンザの季節が近づいてきているな、と思う季節になったが、昨年のインフルエンザ流行で、インフルエンザに本当は季節なんて無いのではないかという気がしてきている。そう言うつもりでニュースを見ると、今冬の南半球だけでなくインドでもまもなくピークを過ぎそうなインフルエンザ流行があるらしいし、身の回りでも、新宿で週半ばになんとB型インフルエンザがでた。
2010年9月7日火曜日
インフルエンザ説明会
秋冬に向けた新型インフルエンザ対策に係る説明会に出席した。まだ、全くと言っていいほど流行ってはいないものの、つい最近学級閉鎖が都内で1クラス発生したそうだ。児童間で昨年かなり流行したために、昨年ほどの流行は無いようにも思えるが、体制を整えるのに越したことはない。サーベイランス、医療提供体制、広報 についての説明だった。こちらは、ワクチンのことも含めての全般的な対策を聞けると思って出席したのだが、ちょっと拍子抜け。
2010年9月5日日曜日
マンションの入り口ドアが蹴破られたニュース
深夜に実家のマンション入り口のガラスのドアを蹴って割った酔っぱらいがいたそうだ。パトカー、救急車、野次馬で大変な騒ぎだったとのこと。中央線ではないJRの快速が止まる近郊の駅から歩いて1分の商店街裏なんて環境は便利だけれどいろんなことがあるのは仕方がない。酔っぱらいにもその時点では何かを壊さずにはいられないような沸き上がる感情があって、ドアを蹴ったのはいいがあいにくガラスが文字通りの筋金入りで、割れたガラスとその筋金が皮膚と皮下組織・筋組織をはぎ取った。お巡りさんの話では骨が見えていたというけれど、救急病院では応急処置だけで入院しないで済んだ(というより、誰だって入院なんかさせたくない)。惨状を掃除した姉の話では、血液の塊だけではない分厚い肉のようなものが落ちていて気持ち悪かったという。マンション管理お疲れさま。
2010年9月4日土曜日
秋山仁教授講演会
秋山仁教授のご講演を久しぶりに拝聴した。教授がかつて日本医大で教鞭を執っておられたことを講演のイントロで初めて知って驚いたが、講義に出席した学生は面白いけれど期末の試験が滅茶苦茶難しそうなこの科目にさぞ苦労したことと思う。体外衝撃波の理論から始まって、様々な曲線の上を動く点に関する理論の実学への応用や、数学的な観点からのエラーの捉え方とその実際への応用、赤とピンクのテープを使っての想像力をかき立てる実験など、数学無しには語れない現代の技術の様々を教えていただいた楽しい時間だった。
病院の医療連携のセミナーとしては一番面白い会であったが、病院の医療連携活動が盛んになっている昨今の状況では時期的に少し遅いように思えるのと、院長と事務職員の方々以外の病院関係者の危機感が薄いのが気になった。
2010年8月28日土曜日
南青山の朝
天気の良い土曜日の朝、南青山のタリーズでコーヒーを飲む。気分は最高。コンビニで買った日経には、首相の為替介入を匂わせる談話と日銀がどうするか、FRB議長の声明、民主党代表選の話題、キムさんの訪中の話題、そして新安保懇話会の答申などが載る。それにつけても、今の政権は外交と経済に弱いと思う。この二つはどちらも国と国の力のせめぎ合いがものを言う分野だと思うが、外務大臣と財務大臣はこのところとても静かだし、円高に対処する首相の談話も、僕でも想像できた程度の域を超えていない。多分、これらのトップに物事を教えるシンクタンクが無いか機能していないのだろう。新しい安全保障などに関する懇話会も、会の性格、人選をみると、国の安全保障の決定についてどのような影響力があるのかさっぱりわからない。などと考えていたら、いつの間にか1時間が経過した。10時の日差しは強かった。
2010年8月27日金曜日
2010年8月26日木曜日
にぎやか駿河台
まだまだ夏休みの駿河台近辺だが、今朝は夥しい数の若者で賑わっていた。恒例のM大学のオープンキャンパスが開かれたのだった。この大学の偉い先生と時々話すのだが、とにかく一番人気で受験者数も増え続けているとのことである。この大学のどこがそんなにいいんですか?と失礼な質問をしてみたが、明確なお返事はいただけなかった。しかし、人気上昇の陰で教員の雑用もまた確実に増え続けているとのことである。クラシックな学部と新しい分野の学部の両方を備えた広い守備範囲の選択肢構成に加えて、都心にある思ったより広いキャンパスに建つ洒落た校舎群、学究分野だけでなくスポーツ分野でもスターを輩出している校風などが人気の理由の一部であろうが、それに加えて教員の方々の優れた資質がなによりもこの人気を支えているのは間違いなかろう。今日の人通りが一年中続けば、衣料店のJMも今月末で閉店になることもなかったろうに。
2010年8月21日土曜日
ウェークエンドの朝ネット
土日の朝にネットに向かうのが通例になった。少し前までは、夜中にPCに向ってキーボードをたたくことが多かったけれど、最近は夜はニュースと動画を観るだけのことがほとんどである。理由は、まず第一に、一年で一番忙しい季節で結構疲れがたまり、帰宅して夕食を食べて、軽く飲むと猛烈に眠くなってしまうこと。とくに夏は焼酎のロックが多いが、杯が進むほどに濃くなってしまい、酔いが速い。一昨日までは「南の夢」を飲んでいた。これは美味しい。昨日からは「壱岐」を楽しんでいるが、これも別の味でやっぱり美味しい。この立場と年になって1週間に20例の内視鏡を、普通の外来と縦並びですることになるとは思ってもいなかった。内視鏡は好きでやっているからいいけれど、普通の外来や健診と縦並びは時に辛く感じるね。第二は、朝暑くて寝ていられないので眠りが浅くなった時点で起きてしまった方が身体が楽だから。暑いとはいっても日中の暑さに比べれば、井の頭の朝は涼しい。頭も比較的クリアで文も少しはまとまりやすい。
今日は息子と嫁さんと会って秋の結婚式の準備である。そのためにやりとりしているスマートフォンの扱い方にもだいぶ慣れてきた。
今日は息子と嫁さんと会って秋の結婚式の準備である。そのためにやりとりしているスマートフォンの扱い方にもだいぶ慣れてきた。
2010年8月11日水曜日
2010年8月9日月曜日
2010年7月6日火曜日
医療連携
ある地域の病院の医療連携科スタッフの訪問を受けた。是非とも患者さんを紹介して欲しいという。外来患者が減少し、その結果入院患者も減少傾向にあるのだという。入院適応のある患者さんについて言えば、その地域の住民である場合には自然の流れでお願いしているし、その場合良い対応をしていただいているので感謝申し上げている旨お話ししたところ、外来適応の患者さんもよろしくとのことであった。我々開業医と病院とは持ちつ持たれつの関係であろうから、開業医の多くは持たない入院ベッドを最大のウリとして努力していただきたいものだと思う。患者紹介の際には、様々な情報を集めて、対象疾患の治療に最適だと思う病院を我々が選ぶ時代であるから、その病院がどの疾患をどこまで治療できるのかをもっと我々に向けて発信していただきたいと申し上げた。
2010年6月11日金曜日
開業6年目
新宿で、開業6年目突入3人組の会合にでた。場所はJR新宿駅間近の有名焼き肉チェーン店新宿東口店。一昔前だったら「バブリー」という言葉がぴったりする内装と、一抹の物寂しささえ漂う広々とした空間での焼き肉コースが、なかなか美味しかったのが何とも面白い。話題は、とにかく暇になってきたことと、その前に咳が長引く風邪が何故か流行っていたこと、そして、これからの実地医療の多角化に関する多くの考え方だった。多角化とはいってもたかが一開業医ができることは知れていて、せいぜい健診だったり、産業医だったり、自由診療だったり、治験だったりする程度なのだけれど、それでも、何となく感じる閉塞感は共通していた。ひとりは都下の団地そばのクリニック、もう一人は私鉄沿線の高級住宅街を周囲に持つ商店街のクリニックを開設し、残る僕自身は都心のビル診理事長ではあるけれど、場所は違っていても共通項があるものだ。
2010年5月30日日曜日
2010年5月29日土曜日
日本超音波医学会学術集会
日本超音波医学会大83回学術集会に参加した。早朝の新幹線のぞみで京都に向かう。あいにくの曇り空で富士山は雲に隠れて見えなかった。しかし、名古屋から先は素晴らしい快晴で、京都駅から乗った地下鉄烏丸線の終点国際会館駅から外にでてみると、新緑の緑に覆われた比叡山系は初夏の陽光に包まれ、さわやかな風が気持ちよい。一昔前と比べると学会参加者数は少なくなっているように思えたが、それでもマニアックな研究発表は興味深い内容が多かった。造影超音波のセッションを主に聴いていたが、とても面白かった。残念ながら、診療所では使えないと思うけど。
写真はイベントホールでの企業展示とポスター。ポスターの数が少なくなっていたのには少し驚いた。
帰り(もちろん日帰り)の新幹線の中でXperiaでYouTube三昧していたら、バッテリーがあっという間に危険水域まで減ってまたびっくり。
2010年5月20日木曜日
世界経済フォーラムで首相演説
ダボスでの世界経済フォーラムでの福田首相の演説をNHKの録画で観ました。世界経済の変調、地球温暖化、開発途上国の保健に日本が何が出来るかをスピーチされたわけですが、日本の経済状態の現状を考えると先頭を切って問題の解決にあたるわけにもいかず、ましてや現在の経済変調は確かに日本ではなくアメリカ発なのだから、ということで、随分とおとなしい演説になった印象です。温暖化問題については夏のサミットに向けての準備なのだと思いますが、まとめ役に徹したいなという気持ちが先立っているようにも見えました。国内の経済界の意見を無視できないのはとくにこの会議では当然だからこんなものかも。アフリカを中心とする開発途上国の保健に関して、援助をするお話、これは良かったと思います。現時点で日本が内外の制約にとらわれず先頭を切れるのはこの分野ではないでしょうか。残念なのは、スピーチが原稿丸読み的でありすぎたのと、後のブレアさんなどからの質問のときにもっと威勢が良くてもよかったのでなないかと思えたこと。むずかしいですね。
2010年5月5日水曜日
A happy birthday
少し過ぎてしまったが、母の101歳の誕生日のお祝いにホームに行った。今日はとても笑顔が多くて楽しそうで、そばにいても僕たちがホッとするひとときだった。顔色も良好で、胃瘻の効果は素晴らしい。思えばこの数年、大腿骨頭骨折から始まって下腿骨、手首の骨折などいろいろなことがあったが良く乗り越えてここまで来たものだ。ホームのスタッフも入所当初はともかく、現在は親身になって介護してくれており、頭が下がる。姉の毎日の看病も役に立っているのがわかる。
2010年4月25日日曜日
事業仕分け第2弾
事業仕分けパフォーマンス第2弾、独立行政法人-国立病院・労災病院編-(1時間30分)のビデオhttp://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/04/a_l.htmlを見た。かたや国立病院機構もう一方は労働者健康福祉機構 が運営する全国に配置された病院であるが、両機構の代表の方々は、行政刷新会議のメンバーの俎上に載ってお疲れさまでした。全くの第三者としての見え方だが、国立病院の運営は何とか評価されていて、職員の非公務員化がよりよい選択とされるぐらいでまとまっていたが、労災病院のそれはさんざんな評価で、機構がそのまま運営する事に賛成は6名しかいなかったことは、会議の結論としてそうはなったものの、もし運営主体を変えるとしても変え先も無い、つまり、かなり根本的に形を変えないと駄目だから仕方がないのでこのままの主体で、ととれるような結論だった。確かに、労災の患者が5%だけど、全国の病院平均が0.5%だから、それの10倍だから良いでしょうという代表側の考えは、労災病院と言う名前が付いている病院であるならば全くのノー天気と言われても仕方がないだろう。それに加えて、堂々の全国平均並みの病床稼働率がアピールすると考えるのも変で、それをそれほど重視しなかった会議の結論も結論だ。しかし、これらのとんでもない事実は、昔の労働省、あるいは現在の厚生労働省のガバナンスのツケであり、さらに、数百メートルの近距離に公立病院が出来てしまい競合する事になるなどという医療資源の無駄遣いは国と自治体とのあり方を巡る国の方針の欠如に帰因する。被害者あるいは犠牲者は、結局国民であり患者であり医療従事者である。パフォーマンス自体は、前の政権で明らかにならなかった、あるいは為されることもなかったことをしたということで、評価されて良いと思う。でも、そろそろ賞味期限だね。
2010年4月17日土曜日
雪、ますたに
2010年4月13日火曜日
井の頭公園駅の朝
昨夜帰宅してケータイをスーツの胸ポケットから出して机の上に置いたら、裏のバッテリーケース部分の蓋が無くなっていた。以前から、誤って落としたときなどに外れてしまい、その都度はめていてかなりはずれやすくなってはいたので、いつかは起こるだろうと思っていた事態がついに起きてしまった。厚さ1mm、5.4cmx4.5cmの銀色塗装の薄いプラスチック板である。スーツのポケット、バッグの中、ワイシャツの胸ポケットの中など、一通り見たけれど見つからない。最後に使ったのが井の頭公園駅前で家に電話した時なので、そのときに外れて落ちたのに気づかなかったのか。今度、スマートフォンに買い換えようと思っていたので、仕方がないがその時までテープでも貼っておくかと思いながら、朝自宅を出て駅に向かった。駅に着いて昨夜電話したあたりの地面を見たら、なんと、ありました。散った桜の花びらが1枚付着していたけれどそれ以外の汚れはなく、もちろん、降った雨で濡れてはいたけれど、拭けば綺麗な銀の板。無事に装着できました。平和な駅の出来事でした。
2010年4月7日水曜日
2010年4月2日金曜日
2010年3月27日土曜日
2010年3月24日水曜日
頸動脈エコー
合同セミナーで頸動脈エコーのレクチュアがあったので出席した。主催は医療機器のT社とAEDのN社。AEDはグッドデザインの新型を以前よりお安く販売しているようだが、当院のAEDは幸いなことに購入以来一度も使わずに済んでいる。買い換えを勧められたが、10回使ったら買い換えると言っておいた。
頸動脈エコーは今まで自分なりに勉強して検査を続けているが、今回実技も含めて教えていただいて、少しレベルアップ出来そうだ。明日からがんばりましょう。それにしてもエコー機の進歩は素晴らしい。今回のデモはハイエンドの一つ下の機種と新発売のポータブルだが、前者は画像が綺麗だ。ドプラーも素晴らしい。お金があったら欲しいな。でも、現時点では圧倒的な安値攻勢のM社製の勝ちである。
頸動脈エコーは今まで自分なりに勉強して検査を続けているが、今回実技も含めて教えていただいて、少しレベルアップ出来そうだ。明日からがんばりましょう。それにしてもエコー機の進歩は素晴らしい。今回のデモはハイエンドの一つ下の機種と新発売のポータブルだが、前者は画像が綺麗だ。ドプラーも素晴らしい。お金があったら欲しいな。でも、現時点では圧倒的な安値攻勢のM社製の勝ちである。
2010年3月20日土曜日
今週の夜の出来事
今週の火曜日夜は久しぶりに代々木の大学病院での症例検討会に出席させていただいた。症例検討会と言っても今回は症例ではなく、4月からのウイルス性肝疾患の治療に関する講演で、若い先生が一所懸命まとめてくれた最新情報を拝聴した。ショックであったのは、同席したI先生から、お父上が逝去なされたことを聞いたこと。私が肝生検をして診断を確定し、以後開業医をなさりつつ闘病されていて、お会いするたびに楽しいお話をうかがっっていただけに、残念でならない。帰宅後、以前いただいていた、お元気なときに著された「街医者のカルテ」シリーズと「隠居の愚痴」をあらためて手にとりつつ冥福をお祈りした。
水曜日夜はS社のY氏、S氏と西麻布彩季で会食。肝炎治療の話、会社の将来の話、など、話題はつきない。料理の味を引き立てるすてきな食器に形良く載せられた「創作フレンチ」は、良い素材を丁寧に扱っているのがわかる。味そのものは普通かな。すべて個室の内装は布地を主体とした落ち着いた雰囲気だが、個人的にはしっかりした素材の内装や絵画、周りの人々の発するざわめきも欲しい。それに、テーブルにサービスをするスタッフにはあまりお金をかけていないみたいではある。でも、それなりの目的で食事をする方々には良い場所だと思う。深夜の食事とワインにはお金を惜しまない方々には最高だろう。
昨夜は、大学同期でもあるS区内科医会長のT君と、JR駅から少し歩いて横町に入ったふぐ屋でお食事。話題はもっぱら医師会の動勢と子供のことと少しずつ症状を出しつつあるBPHのことで、10年前には絶対に食事の話題にはのぼらなかったことばかりで、後になって考えると、やっぱり年をとっていますね。ふぐ料理を食べずに飲んだふぐのひれ酒が美味しかった。
水曜日夜はS社のY氏、S氏と西麻布彩季で会食。肝炎治療の話、会社の将来の話、など、話題はつきない。料理の味を引き立てるすてきな食器に形良く載せられた「創作フレンチ」は、良い素材を丁寧に扱っているのがわかる。味そのものは普通かな。すべて個室の内装は布地を主体とした落ち着いた雰囲気だが、個人的にはしっかりした素材の内装や絵画、周りの人々の発するざわめきも欲しい。それに、テーブルにサービスをするスタッフにはあまりお金をかけていないみたいではある。でも、それなりの目的で食事をする方々には良い場所だと思う。深夜の食事とワインにはお金を惜しまない方々には最高だろう。
昨夜は、大学同期でもあるS区内科医会長のT君と、JR駅から少し歩いて横町に入ったふぐ屋でお食事。話題はもっぱら医師会の動勢と子供のことと少しずつ症状を出しつつあるBPHのことで、10年前には絶対に食事の話題にはのぼらなかったことばかりで、後になって考えると、やっぱり年をとっていますね。ふぐ料理を食べずに飲んだふぐのひれ酒が美味しかった。
2010年3月13日土曜日
ピッツェリア・ナプレ
2010年3月10日水曜日
2010年3月7日日曜日
song of jamaica
申告をようやく書き終え、周りを見渡したら居間の片隅にあるsong of jamaica(だと思うのですが、もし間違っていたら教えてください)になんと花が咲いていた。背の丈2メートル弱の木だが枝が曲がりくねって四方に伸びており、そのうちの窓際にむかっている3本の先端に地味な白い小花が沢山開いている。今まで一度も咲いたことがなかったのが今年突然こんな季節にどうしたのだろう。新しくした暖房システムが今までのと比べると段違いの性能なので、部屋が暖かかったのが影響しているのだろうか。
坪庭の梅は既に盛りを過ぎているが、玄関先のクリスマスローズの花が日毎に背を伸ばしている。地植えのシクラメンは今頃になってようやく小さい白い花を開いた。今日の雨は冷たいが、やっぱり春なんだ。
2010年3月5日金曜日
2010年2月20日土曜日
2010年2月7日日曜日
2010年2月4日木曜日
三楽病院医療連携懇親会に出席してきた。日頃から何かと患者を紹介申し上げ、その都度、迅速な対応をとっていただき、感謝の念に耐えないのではあるけれど、この地区で開業して5年の間で初めてのお呼びのような気もする。病院のスタッフの皆さん、とりわけ地域医療連携に携わる田上副院長以下地域医療連携室の皆様の熱意が素晴らしいと思った。本当にいつもありがとうございます。この地域での270床の規模の病院経営というのがそもそも現在の医療保険制度のもとで可能かどうかはとても難しい設問だと思う。この地域に限らず、日本全国でそうだろう。さらに、限られた人員でこれだけの診療科を維持することは、科あたりの人員にかなりの制限がかかることになり、一層たいへんだろう。でも、多くの診療科があることは、ここに受診さえすれば診療に最適の科が見つかる可能性が高いことでもあり、受診者側から見ればありがたいことだ。運用の仕方次第かも知れない。ここは割り切って、自分たちで受診者を集めるよりは、近隣の開業医に集患を任せてそこからの紹介数を増やすことで今の医療情勢を切り抜けるのが良い方法ではないか。
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